大井川西俣&塩見&蝙蝠 二日目 12/10/06
(一日目はココ)
滅多にないコトのだが、
目覚ましに気付かず寝坊。。。
慌てて起きると、、、4時半を回っているじゃないか。。。
1時間も寝過ごしてしまった。。。
急いで朝メシを食いパッキングを済ます。
5時半過ぎ、なんとか出発準備完了。
朝イチから慌しかったが、よく寝たので気分は上々。
天気も良いし、イイ景色が見られるかな。
出発です。
少し行くと崩壊激しい東池ノ沢からの大量の土砂が。
東池ノ沢の出合の正面まで来ました。
ココに堆積した土砂が水に流されるんですね。
水流に抉られたところは落差が3~4メートルにもなります。
一旦、水流は土砂の下に隠れる。
東池ノ沢から少し行けば復活しますが。
徐々に沢は狭くなり源流風情が漂ってきます。
木々もドンドン色づいてきました。
秋ですな。
三伏沢に入ると背後には塩見岳が。
今日はあそこを越して蝙蝠岳ぐらいまでかな。
今の進行方向が逆なのがちと切ないですけど。
と、林業の作業小屋跡が。
こんな奥地にも常駐していたんですねぇ。
磨り減った足袋が哀愁を誘います。
今回のルートは標高を上げるほど歩きやすくなる。
紅葉を楽しみながらノンビリ歩きます。
紅葉のコトはあまり考えて来なかったので得した気分です。
正面からの水流が途絶え、左右の斜面には大量のゴミが。
道標らしきプレートも落ちている。
この上が三伏小屋跡だな。
少しだけ戻り、水を2.5Lほど汲んでおく。
沢筋から木橋を上がると三伏小屋跡到着。
しかしまぁ、、、
林業の小屋跡より登山の小屋跡のほうがゴミが多いのはアレですな。。。
しかも、一升瓶や一斗缶とかじゃなくて、
ペットボトル、コンビニの袋、アルファ米の袋ですからね。。。
遊びで来てるのにね。。。
なんてコトを思いつつ少々休憩。
ココからは三伏峠まで行かずに、北上する廃道を行きます。
そっちのほうが合理的なので。
人はほとんど通らないだろうけど道の状態は良い。
まだまだ回り込まないとですが、
さっきよりは塩見岳が近づいて来ましたね。
約20分ぐらいで一般道に合流。
さぁ。あとはただ歩くだけで大丈夫。
気がラクです。
久々にちょろっと富士山。
結局、この山行での唯一の富士山になっちゃいましたが。
本谷山を越えてズンズン行きます。
歩いて来た三伏沢がよく見えます。
順調に高度を稼ぎ、塩見小屋到着。
休憩&エネルギー補給。
この調子なら蝙蝠岳までは行ける。
となると水が足りないので、小屋で2Lほど買い足す。
ココから急だからシンドイだろうね。。。ほふぇ。。。
さて。
重くなったザックで塩見岳だ。
巻けるんだったら巻きたいですが。。。ボソ。。。
見下ろすと黄葉がキレイ。
塩見沢かな。
急坂にヒーヒー言いつつ、塩見岳到着。
ガスってきたし、、、
休憩は蝙蝠岳分岐でする予定なので頂上はスルー。
東峰もスルーして蝙蝠岳を眺めつつ分岐へ。
エネルギー補給&一服。
うん。この時間なら蝙蝠岳までは堅いな。
2920mピークまではちょっと慎重に。
ザックが重いので少しバランスを崩しただけでアレな所もチラホラ。
不思議と蝙蝠岳の上は晴れていて、
好きな山を眺めながらの歩きはゴキゲンです。
ココも何だかんだで三回目。
一目惚れしてからは毎年来てますね。
徐々に蝙蝠岳に近づいていく。
紅葉と蝙蝠様、、、最高です。。。
ありがたいことに上だけ晴れている。
真新しい頂上標がついた蝙蝠岳に到着。
(どぉやら
この日に運ばれて来たようですよ。)
自分の上は晴れているが周りの山々はペケ。
んま、しょうがないね。
なので、、、
さっさと設営してウィスキーを煽る。
頂上直下に二張りほどサイトがあります。
太陽が出てくるとウィスキーを持って頂上へ。
明日の朝はスッキリ晴れて欲しいなぁ。
ココからの富士山が見たいです。
その後はガスってきたので、テントに戻りメシにします。
まぁ、昨日とふりかけとカレーの味が違うだけですが。
炊き立てご飯ならなんでも旨いんでねぇ。
メシを食い終わった所で、ちょうど雨がポツポツ。
テントに入ってゴロリと。
19時前のNHK天気予報だと、
明日は朝晩はイマイチだが、
日中は高気圧に覆われてイイ天気とのこと。
うむ。
明日の天気に期待してさっさと寝るか。
しかも、明日は急がないから朝もノンビリしよう。
(三&四日目に続く。。。)
[今日のコースタイム]
東池ノ沢手前(05:51)⇒(08:51)三伏小屋跡(09:05)⇒(09:53)本谷山(09:53)
⇒(11:19)塩見小屋(11:52)⇒(12:50)塩見岳(12:55)⇒(13:19)仙塩尾根分岐(13:33)
⇒(15:10)蝙蝠岳
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