続・工場長の「山ばっかり、、、酒ばっかり。。。」

(前編はココ)


ちょっと長めに休憩した後、稜線へ歩き出す。










今までの道がモッサリ＆急登だったので、ガキどもの足取りも軽い。

ヲヤジもかなりルンルン。





花々とガスが取れ始めた山々を見ながらの歩き。












イイ感じで晴れてきました。

北岳も俺らが着くぐらいにはガスも取れているはず。





途中で先行していたおばちゃん二人パーティーを追い越す。

お前らもついに大人を追い越すようになったかぁ。遠い目。。。


この日、このルートを歩いたのは、

俺らとこのおばちゃんパーティーの二組だけでした。





遠くに肩の小屋も見えてきました。

去年は長男とあそこでテン泊したっけねぇ。














気付けばもうメジャールートと合流です。

ココから先ははさらに歩きやすいからね～。






それからはアっと言う間。












北岳に到着っ！！

小屋から約5時間半。よく頑張ったっ！！





ってコトで、メシ休憩。












まだヘンな顔している余裕ぐらいはあるようで。。。

何よりでございまする。。。





昼寝でもしたいトコですが、

下りも同じキツイルートを帰るので、そんなにユックリもしていられない。

小屋まで頑張るぜ～。






下山開始。





来た道を戻る。










ココはイイけど、

森林限界前後からガキどもには気を抜けない下りになる。

無事に小屋まで下ろさなければ。





ちょっと隙を突いてヲヤジだけ中白根沢の頭へ。






朽ちかけた頂上標が廃心を擽ります。うふ。





そして急な下り。








ちょっと次男が疲れてきましたが、意外にもなかなか順調。





森林限界の下からも急な下りの連続ですが、

一回の小休止だけで大滝まで下りてきました。








ココで水汲んで長めの休憩。

午後の天気ももってくれて、今日も降られずに済みそう。

まだ小屋まで結構あるけど焦らなくて大丈夫だな。





もうひと頑張り。














二人ともだいぶヨレてきましたな。

もうちょいだ～。





っで、、、

無事に両俣小屋到着。








とりあえず米に水を吸わせた後はビアとジュースで乾杯。

うんうん。よく頑張った。



ビア＆ジュースの買い物をガキどもに頼んだんですが、

その時に星さんに褒められたらしく、

後で写真取らせてね、って言われたと誇らしげに話してくれました。





全員、飢え死にしそうなんでさっさとメシ。








まだ顔芸するか。。。お前。。。


この日は空いていたので小屋の前の机で食べました。





メシ食ったら少し回復。

ちゃんと洗い物の手伝いはしてくれましたよ。








うむ。

お前ら昨日よりちょっとお兄ちゃんになったんじゃねぇか。





19時過ぎに消灯。





(この晩もゲロは何とか大丈夫でした。助かったぁ。)





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最終日もヲヤジは3時半、ガキどもは4時起床。






今日も初日と同じく林道歩きだけですが、

野呂川出合からの一番バスに乗りたいのでちょっと早く出発します。





薄暗い中、ラーメンの朝メシ。






食べ終わって、パッキングをしていると星さんがやってきました。

少々おしゃべりを。

また褒められて嬉しそうなガキどもでございました。





5時半過ぎ、出発。






雨が降り出す前に帰りましょう。





んま、、、

行きと同じ林道歩きなんで省略。

ドンヨリはしていましたが、降られずにゴールできました。










うし。

バスの時間には余裕で間に合いました。





バスが来るまでお菓子休憩。








その後はバスを乗り継ぎ戸台口へ。








バス乗り場でおやきを喰いまくった後、帰路につく。

夕方前には帰宅できました。





以前、冬季小屋には泊まったコトがありましたが、

ようやく無雪期にあらためて両俣小屋でテン泊に行けました。



そして、何よりガキどもがよく歩いてくれましたねぇ。

『小二＆年長さんコンビが今の状態の両俣ルートを歩いたのは記録だよ。』

と星さんに言われてヲヤジ的にもかなり嬉しかったですわ。

(子連れは親も色んな意味でシンドイんで報われた気がしますた。はは。。)





両俣コースですが、

このままだとズンズン廃道化が進んでいくと思います。

今の状態でも初心者にはちょっとキツイ感じ。

最近の登山地図では赤破線になってると聞いたんで、

気軽に入ることは無いとは思いますが。



廃道好きなワタクシとしては、

このまま廃道化が進み、10年後ぐらいに再訪してみたいとか考えちゃいますが、

歴史あるコースが衰退してくのもちょっと寂しい気がします。


んま、元々マニアックなコースなんで、

訪れるマニアな人は居なくならないと思いますけどね。





ちなみに、、、

ヲヤジの足はまだ完治しましぇん。。。とほほ。。。