229と火鍋うどん。

工場長Ⅱ

2011年08月25日 10:05



最近春が来て、ほとんど一日中笑顔である、

同じ職場の山友が、幸せそうな半笑いで私の席に来た。



これどぉぞ。


おお!! 田子町のにんにくっ!! あざっす!!




(注:職場でこのむき身のまま渡されたわけではありません。念のため。)





彼の故郷が田子町なのだが、

盆に帰省した際に地元の名産を持ってきてくれたのだ。



去年の12月にも頂いたのだが、

いやもう、その旨いことったら、ええ、ビックリで。







彼の幸福の半笑いが伝染して、私もニコニコで帰宅した。







さて。

まぁ、ホイル焼きは要りますな。






最近は味噌をつけて食べるのがお気に入りなのだ。

オーブンにセット。240℃で15分ぐらい。







お次は、、、まず剥く。






どぉだい。

この粒の大きいこと。

これでも2玉分なのだ。





んで、、、

タップリのオリーブオイルで、揚げるように焼く。








ああもう。

なんてこったい。

この旨そうなフォルムは。





火が通ったら塩だ。






ビアがあっという間に空になったのは言うまでもない。







さぁ。

もう一ついこう。







以前に買っておいたコレが賞味期限が切れていた。






火鍋の素。



しかし、これは普通の日本人でも大丈夫、

って感じの、辛さと油が控え目になっているモノではなく、本気の一品。





外装を取ると、、、

マゼンダのインクのような赤黒い物体が待ち構える。






お前に俺が喰えるのかい??


袋の中の花椒と辣椒が嘲笑を浴びせかけてくる。





ふん。中華では四川が一番好きなのだ。ちょっとやそっとじゃ負けんっ!!





お湯を沸かし、鶏ガラスープを少し。

そこにヤロウを溶かし入れ、煮立たせる。







もう、一瞬にして、、、

家の中は川崎市ではなく、成都の街の路地裏の香りに包まれる。

う~ん。懐かしい。





ココで剥いた229をいくつか投入する。

風味付けとかそういったものではない。

箸休めに、だ。

のちに分かる。





今回はこれに小エビを入れる。

さらにグツグツと地獄に沸き立つ池のように煮ていくのだ。






ちなみに焦熱地獄に落ちるものは、

生前に多種の罪を犯したものであるが、

その罪の一つの中に“飲酒”が含まれている。



あああああああ。。。

まさに今、飲酒の罪を犯しながら焦熱地獄を作っている。。。





おっと。

ちょっと妄想が過ぎたようだ。





今日は鍋として喰わずに〆の一品として、

この邪悪なスープにうどんを投入するのだ。








げっへっへ。

なんと、贅沢かつテンションの上がる〆だろうか。





さて。

イタダキマス。








ぐがぁっ!!





麻ァッ!!





辣ァッ!!





可是 好吃ッ!!







はふはふはふはふはふ。
ずるっ。ずずずずずっ。
ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ。
がふ。じゅる。ぶふぉ。
はふはふはふはふはふ。
ずるっ。ずずずずずっ。
ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ。







このタイミングだ。

このタイミングで先ほどのにんにくの粒を齧る。

よく火が通り、甘くなったそれは絶妙な箸休めになる。







はふはふはふはふはふ。ずるっ。ずずずずずっ。
ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ。がふ。じゅる。ぶふぉ。
はふはふはふはふはふ。ずるっ。ずずずずずっ。
ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ。がふ。じゅる。ぶふぉ。
はふはふはふはふはふ。ずるっ。ずずずずずっ。
ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ。がふ。じゅる。ぶふぉ。
はふはふはふはふはふ。ずるっ。ずずずずずっ。
ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ。がふ。じゅる。ぶふぉ。
はふはふはふはふはふ。ずるっ。ずずずずずっ。
ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ。がふ。じゅる。ぶふぉ。
はふはふはふはふはふ。ずるっ。ずずずずずっ。
ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ。がふ。じゅる。ぶふぉ。
はふはふはふはふはふ。ずるっ。ずずずずずっ。
ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ。がふ。じゅる。ぶふぉ。
はふはふはふはふはふ。ずるっ。ずずずずずっ。
ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ。がふ。じゅる。ぶふぉ。







翌日のお通じが良かったことは言うまでもない。。。









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