229と火鍋うどん。
最近春が来て、ほとんど一日中笑顔である、
同じ職場の山友が、幸せそうな半笑いで私の席に来た。
これどぉぞ。
おお!! 田子町のにんにくっ!! あざっす!!
(注:職場でこのむき身のまま渡されたわけではありません。念のため。)
彼の故郷が田子町なのだが、
盆に帰省した際に地元の名産を持ってきてくれたのだ。
去年の12月にも頂いたのだが、
いやもう、その旨いことったら、ええ、ビックリで。
彼の幸福の半笑いが伝染して、私もニコニコで帰宅した。
さて。
まぁ、ホイル焼きは要りますな。
最近は味噌をつけて食べるのがお気に入りなのだ。
オーブンにセット。240℃で15分ぐらい。
お次は、、、まず剥く。
どぉだい。
この粒の大きいこと。
これでも2玉分なのだ。
んで、、、
タップリのオリーブオイルで、揚げるように焼く。
ああもう。
なんてこったい。
この旨そうなフォルムは。
火が通ったら塩だ。
ビアがあっという間に空になったのは言うまでもない。
さぁ。
もう一ついこう。
以前に買っておいたコレが賞味期限が切れていた。
火鍋の素。
しかし、これは普通の日本人でも大丈夫、
って感じの、辛さと油が控え目になっているモノではなく、本気の一品。
外装を取ると、、、
マゼンダのインクのような赤黒い物体が待ち構える。
お前に俺が喰えるのかい??
袋の中の花椒と辣椒が嘲笑を浴びせかけてくる。
ふん。中華では四川が一番好きなのだ。ちょっとやそっとじゃ負けんっ!!
お湯を沸かし、鶏ガラスープを少し。
そこにヤロウを溶かし入れ、煮立たせる。
もう、一瞬にして、、、
家の中は川崎市ではなく、成都の街の路地裏の香りに包まれる。
う~ん。懐かしい。
ココで剥いた229をいくつか投入する。
風味付けとかそういったものではない。
箸休めに、だ。
のちに分かる。
今回はこれに小エビを入れる。
さらにグツグツと地獄に沸き立つ池のように煮ていくのだ。
ちなみに焦熱地獄に落ちるものは、
生前に多種の罪を犯したものであるが、
その罪の一つの中に“飲酒”が含まれている。
あああああああ。。。
まさに今、飲酒の罪を犯しながら焦熱地獄を作っている。。。
おっと。
ちょっと妄想が過ぎたようだ。
今日は鍋として喰わずに〆の一品として、
この邪悪なスープにうどんを投入するのだ。
げっへっへ。
なんと、贅沢かつテンションの上がる〆だろうか。
さて。
イタダキマス。
ぐがぁっ!!
麻ァッ!!
辣ァッ!!
可是 好吃ッ!!
はふはふはふはふはふ。
ずるっ。ずずずずずっ。
ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ。
がふ。じゅる。ぶふぉ。
はふはふはふはふはふ。
ずるっ。ずずずずずっ。
ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ。
このタイミングだ。
このタイミングで先ほどのにんにくの粒を齧る。
よく火が通り、甘くなったそれは絶妙な箸休めになる。
はふはふはふはふはふ。ずるっ。ずずずずずっ。
ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ。がふ。じゅる。ぶふぉ。
はふはふはふはふはふ。ずるっ。ずずずずずっ。
ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ。がふ。じゅる。ぶふぉ。
はふはふはふはふはふ。ずるっ。ずずずずずっ。
ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ。がふ。じゅる。ぶふぉ。
はふはふはふはふはふ。ずるっ。ずずずずずっ。
ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ。がふ。じゅる。ぶふぉ。
はふはふはふはふはふ。ずるっ。ずずずずずっ。
ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ。がふ。じゅる。ぶふぉ。
はふはふはふはふはふ。ずるっ。ずずずずずっ。
ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ。がふ。じゅる。ぶふぉ。
はふはふはふはふはふ。ずるっ。ずずずずずっ。
ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ。がふ。じゅる。ぶふぉ。
はふはふはふはふはふ。ずるっ。ずずずずずっ。
ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ。がふ。じゅる。ぶふぉ。
翌日のお通じが良かったことは言うまでもない。。。
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