飯を炊こう。その①

工場長Ⅱ

2011年10月19日 10:51



家に帰ると嫁が天ぷらを揚げていた。



嫁:おかえり~。今日はてんぷらと麺だから。

俺:あ。俺は麺は要らないや。ちょっと米を炊こうと思って。

嫁:え!? どういうこと??

俺:うん。しばらく山道具で米を炊く練習をしようかなと。





ず~っとやろうと思っていたのだが、

ようやく重い腰をあげる気になったというか、

買い溜めしてあるアルファ米が少なくなってきたというか。





帰りにスーパーに寄って2kgの無洗米を買ってきた。

しばらくは自分の夕飯はメシは、この米を山道具で炊くことにしたのだ。

山での炊飯の想定で、目分量チックな焚き方を繰り返し、

何とか旨い飯を安定して炊けるようになろうと。





その一回目が今回。

どんな感じでやったか忘れないように、というメモも兼ねて書く。





まずヤル気が出たのが、やっぱり値段のこと。

いつも私が山で食べるアルファ米200gが450円前後。

それ2つで2kgの無洗米とだいたい同じ価格だ。

重さで単純に比較するのはアレだが、1/5の値段。

それで旨ければ言うことがないだろう。





控え目に1食で1.5合というコトに。

これは1.5合ごとに小分けして持っていけばいい。





クッカーに米を入れ、

米の上から人差し指の第一関節ぐらいの水を入れた。






米がどのぐらい水を吸うのか知りたかったのだ。





そのまま30分ほど水に浸けておくと、1cm弱水位が下がった。

また、人差し指の第一関節ぐらいまで水を足す。






ぶっちゃけると、、、

水の量などは、根拠があるわけじゃなくてテキトー。

次から調節しやすいように分かりやすくやっているだけだ。





火にかける。

中火という感じ。






まぁ、これも根拠は無い。





5分ほどで水が沸騰して吹きこぼれた。

蓋を開け中をよくかき回し、また蓋をする。






この後はとろ火。





この“赤子が泣いても~”を無視して、

蓋を開けて一度かき回すと言うのは、何かのサイトで見たのだ。

こうするとこびり付かなくなるらしい。

試してみる。





とろ火のままで待つ。








くつくつくつくつ。

炊飯の匂いが漂う。





とろ火にして15分弱。

遠くで焦げの匂いがしてきた。





火を止めてチラっと覗く。






おお。

まぁまぁなんじゃねぇか。





ひっくり返して蒸らす。






てんぷらをツマミながらビールを飲んでいたが、そろそろ飯が食べたい感じだ。

ウキウキしてきたな。





10分ほど蒸らして開ける。






よし。

少々水っぽいが悪くないぞ。







しかし、鍋の方についている飯が落ちてこない。






間に箸を入れるとコリコリと良い感触。

これは来るな。







おこげ光臨っ!!






ひぃぃ。。。

なんて旨そうなんだ。。。







残しておいた卵の天ぷらを飯の上で割り潰し、だし汁をかけて食べる。






堪らんっ!!

ビバ炊飯っ!!







飯に芯も無く、

初めてにしてはまぁまぁだったかな。







■今回を踏まえて

①水を少し減らす。
 ⇒最初に人差し指の第一関節のちょい上。
  30分ほど水を吸わせた後も水は足さない。

②もうちょっと手際よく。
 ⇒水を吸わせるのも含め、炊き上がりまで1時間ぐらいが目標で。
  ⇒まぁ。数こなしていけば慣れるかな。




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