飯を炊こう。その①
家に帰ると嫁が天ぷらを揚げていた。
嫁:おかえり~。今日はてんぷらと麺だから。
俺:あ。俺は麺は要らないや。ちょっと米を炊こうと思って。
嫁:え!? どういうこと??
俺:うん。しばらく山道具で米を炊く練習をしようかなと。
ず~っとやろうと思っていたのだが、
ようやく重い腰をあげる気になったというか、
買い溜めしてあるアルファ米が少なくなってきたというか。
帰りにスーパーに寄って2kgの無洗米を買ってきた。
しばらくは自分の夕飯はメシは、この米を山道具で炊くことにしたのだ。
山での炊飯の想定で、目分量チックな焚き方を繰り返し、
何とか旨い飯を安定して炊けるようになろうと。
その一回目が今回。
どんな感じでやったか忘れないように、というメモも兼ねて書く。
まずヤル気が出たのが、やっぱり値段のこと。
いつも私が山で食べるアルファ米200gが450円前後。
それ2つで2kgの無洗米とだいたい同じ価格だ。
重さで単純に比較するのはアレだが、1/5の値段。
それで旨ければ言うことがないだろう。
控え目に1食で1.5合というコトに。
これは1.5合ごとに小分けして持っていけばいい。
クッカーに米を入れ、
米の上から人差し指の第一関節ぐらいの水を入れた。
米がどのぐらい水を吸うのか知りたかったのだ。
そのまま30分ほど水に浸けておくと、1cm弱水位が下がった。
また、人差し指の第一関節ぐらいまで水を足す。
ぶっちゃけると、、、
水の量などは、根拠があるわけじゃなくてテキトー。
次から調節しやすいように分かりやすくやっているだけだ。
火にかける。
中火という感じ。
まぁ、これも根拠は無い。
5分ほどで水が沸騰して吹きこぼれた。
蓋を開け中をよくかき回し、また蓋をする。
この後はとろ火。
この“赤子が泣いても~”を無視して、
蓋を開けて一度かき回すと言うのは、何かのサイトで見たのだ。
こうするとこびり付かなくなるらしい。
試してみる。
とろ火のままで待つ。
くつくつくつくつ。
炊飯の匂いが漂う。
とろ火にして15分弱。
遠くで焦げの匂いがしてきた。
火を止めてチラっと覗く。
おお。
まぁまぁなんじゃねぇか。
ひっくり返して蒸らす。
てんぷらをツマミながらビールを飲んでいたが、そろそろ飯が食べたい感じだ。
ウキウキしてきたな。
10分ほど蒸らして開ける。
よし。
少々水っぽいが悪くないぞ。
しかし、鍋の方についている飯が落ちてこない。
間に箸を入れるとコリコリと良い感触。
これは来るな。
おこげ光臨っ!!
ひぃぃ。。。
なんて旨そうなんだ。。。
残しておいた卵の天ぷらを飯の上で割り潰し、だし汁をかけて食べる。
堪らんっ!!
ビバ炊飯っ!!
飯に芯も無く、
初めてにしてはまぁまぁだったかな。
■今回を踏まえて
①水を少し減らす。
⇒最初に人差し指の第一関節のちょい上。
30分ほど水を吸わせた後も水は足さない。
②もうちょっと手際よく。
⇒水を吸わせるのも含め、炊き上がりまで1時間ぐらいが目標で。
⇒まぁ。数こなしていけば慣れるかな。
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