榛原川林道から八丁段、下りは広河原峠から 16/2/19
ご近所廃道シリーズの榛原川林道編、第二弾です。
榛原川林道から八丁段を直登して、
広河原峠から登り出し付近に下るとというルート。
マニアック過ぎて分かる人はほとんど居ないと思いますがw
いやぁ。
今回はヤヴァかったです。
久々に冷や汗の連続でございました。
ヤヴァかったのは下りで、
廃道とはいえ広河原峠には榛原川林道への道標も立っているので、
ある程度は歩けると思っていたんですが厳しかったですわ。
あの道標はちょっとアレなので注意書きor撤去したほうが良いかも。
今度、地元の山の先輩に相談してみます。
近いので明るくなってから家を出発。
取付き付近と思われる駐車スペースに車を止める。
この辺りは静大の演習林になってまして、その説明図です。
取付きが分からずちょっとアチコチ歩きまわる。
久々に登り出しからコンパスと地形図を出したり。
うん。ココで良さそうだ。
取付いてちょっと行くとすぐに整備された作業道。
静大の演習林なのでバッチリです。
少しの間は尾根近くの作業道を行き、
それが尾根から遠ざかった所で尾根にのる。
早速、マーキング発見。
よかったよかった。
当初は薄かった踏み跡も徐々に濃くなり道もちゃんとしてくる。
往来が多かった時の道標ですかね~。
廃心をくすぐられますw
その後は尾根上の良い道が続きます。
廃道の中ではかなり上玉?な道ですな~。
そのまま尾根通しに行くのかと思いきや、
道は尾根の西側を巻くようにトラバースして行く。
ちょっと標高を下げられたりとモッタイナイ。
尾根にのってしまえば良かったなぁ。
しばらく行き山犬段からの道と合流。
八丁段展望地へ行き休憩&エネルギー補給。
(カメラの設定がおかしくなっていて展望地周辺の写真なし。><)
休憩後はホーキ薙へ下る。
展望最高です。
あとでこの下に行きます。
むふ。
ちょっと歩いて広河原峠。
榛原川林道への表記があります。
地元で山をやっている方に聞きましたが、
昔は通ったことあるけど今の状況は分からないとのこと。
どんなでしょうか。
下る。
薄い踏み跡があったり無くなったり。
沢筋に着くと踏み跡が途切れる。
このまま沢じゃない気がするなぁ。
しばらく周りを探し踏み跡を発見。
ホーキ薙の東の尾根にのったようだ。
そのまま尾根を下りていく。
が、標高差で100mも下った所で斜度が半端じゃなくなり下れなくなる。
むむむ。真直ぐに尾根伝いじゃないのか!?
少しアレっと思った場所まで登り返す。
今登り返してきた尾根の西側急斜面に踏み跡を発見。
いくつか古いリボンも付いている。
うん。こっちっぽいぞ。
少しは順調に下れたが、
次第に道が埋まりイヤなトラバースが現れてくる。
緊張しながら何とか進むが
トラバース&岩場の桟橋が落ちていてアウトな地点に。
こりゃあ無理だな。。。
どうするか。。。
ココの反対側のホーキ薙の下流に下りてしまうか。
潅木につかまりながら急斜面を下りていくがあと10mが下れない。
ぬぬ。。。行けなくも無いがかなりヤヴァイな。。。
斜面を攀じ登り返す。
先ほどのアウト地点まで戻る。
むうん。すべて登り返して広河原峠まで戻るか。
もう八方塞がりな感じだけど、どこかに打開策がないか。
お。ここなら何とかなるか。
桟橋の落ちた下の涸れ沢が、
下に行くごとに徐々に斜度が落ち着いてきている。
尾根で下れる所まで下り、涸れ沢へイン。
何とかそのまま下る。
緊張の連続だったが何とかホーキ薙下部に到着。
ぶふぁ。。。
この1時間ほどはかなりヤヴァかったな。。。
喉がカラカラだ。。。
小休止したあとそのまま下る。
数十分で本来の登り口。
よかった。
ルート修正完了。
そこから10分ほどで静大の山小屋。
ここまで来ればそれなりの道があるはずだ。
ホッと一息&一服。
が、道が見つからずしばし呆ける。。。
沢身に道が付いていたのかな。。。
それが流されたとか。。。
むむ。。。
ちょっと諦めかけた時、小屋裏の小沢のほうに道を発見。
本流を高巻くようにトラバース道が付いている。
ふぅぅ。。。えがっだ。。。
とも言ってられないアレな所もあったが何とか進む。
この橋なんか40kg以下のみですなw
下るにつれドンドン道が良くなる。
なんか生き返りますなぁ。
そして、榛原川林道に帰還。
ぐひゃあ。。。疲れたぞ。。。
着替える気力もなくそのまま帰路につく。
何とか無事に帰ってこられましたが、
今回の反省点は情報収集不足の一言に尽きます。
町の道標がある、静大の演習林なので上部もマトモな道があるだろう、
こういった先入観があったことは否定できず、
それがあったのでかなり楽観視していましたね。
通過した&通過を断念したヤヴァイ所も、
ロープ一本あればだいぶ違ったものになっていただろうし。
ちょっとヤマヤとして緩んでいた自分に反省ですね。。。
とはいえ、この山域は面白いw
次もこの辺りだなwww
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