榛原川林道から八丁段、下りは広河原峠から 16/2/19

工場長Ⅱ

2016年02月20日 14:32



ご近所廃道シリーズの榛原川林道編、第二弾です。


榛原川林道から八丁段を直登して、

広河原峠から登り出し付近に下るとというルート。

マニアック過ぎて分かる人はほとんど居ないと思いますがw


いやぁ。

今回はヤヴァかったです。

久々に冷や汗の連続でございました。


ヤヴァかったのは下りで、

廃道とはいえ広河原峠には榛原川林道への道標も立っているので、

ある程度は歩けると思っていたんですが厳しかったですわ。

あの道標はちょっとアレなので注意書きor撤去したほうが良いかも。

今度、地元の山の先輩に相談してみます。





近いので明るくなってから家を出発。

取付き付近と思われる駐車スペースに車を止める。






この辺りは静大の演習林になってまして、その説明図です。





取付きが分からずちょっとアチコチ歩きまわる。








久々に登り出しからコンパスと地形図を出したり。

うん。ココで良さそうだ。





取付いてちょっと行くとすぐに整備された作業道。






静大の演習林なのでバッチリです。





少しの間は尾根近くの作業道を行き、

それが尾根から遠ざかった所で尾根にのる。








早速、マーキング発見。

よかったよかった。





当初は薄かった踏み跡も徐々に濃くなり道もちゃんとしてくる。










往来が多かった時の道標ですかね~。

廃心をくすぐられますw





その後は尾根上の良い道が続きます。










廃道の中ではかなり上玉?な道ですな~。





そのまま尾根通しに行くのかと思いきや、

道は尾根の西側を巻くようにトラバースして行く。

ちょっと標高を下げられたりとモッタイナイ。

尾根にのってしまえば良かったなぁ。





しばらく行き山犬段からの道と合流。








八丁段展望地へ行き休憩&エネルギー補給。

(カメラの設定がおかしくなっていて展望地周辺の写真なし。><)





休憩後はホーキ薙へ下る。












展望最高です。





あとでこの下に行きます。






むふ。





ちょっと歩いて広河原峠。








榛原川林道への表記があります。

地元で山をやっている方に聞きましたが、

昔は通ったことあるけど今の状況は分からないとのこと。

どんなでしょうか。





下る。








薄い踏み跡があったり無くなったり。





沢筋に着くと踏み跡が途切れる。

このまま沢じゃない気がするなぁ。





しばらく周りを探し踏み跡を発見。










ホーキ薙の東の尾根にのったようだ。





そのまま尾根を下りていく。

が、標高差で100mも下った所で斜度が半端じゃなくなり下れなくなる。

むむむ。真直ぐに尾根伝いじゃないのか!?





少しアレっと思った場所まで登り返す。

今登り返してきた尾根の西側急斜面に踏み跡を発見。

いくつか古いリボンも付いている。

うん。こっちっぽいぞ。





少しは順調に下れたが、

次第に道が埋まりイヤなトラバースが現れてくる。



緊張しながら何とか進むが

トラバース&岩場の桟橋が落ちていてアウトな地点に。






こりゃあ無理だな。。。

どうするか。。。





ココの反対側のホーキ薙の下流に下りてしまうか。

潅木につかまりながら急斜面を下りていくがあと10mが下れない。

ぬぬ。。。行けなくも無いがかなりヤヴァイな。。。

斜面を攀じ登り返す。





先ほどのアウト地点まで戻る。

むうん。すべて登り返して広河原峠まで戻るか。

もう八方塞がりな感じだけど、どこかに打開策がないか。



お。ここなら何とかなるか。

桟橋の落ちた下の涸れ沢が、

下に行くごとに徐々に斜度が落ち着いてきている。

尾根で下れる所まで下り、涸れ沢へイン。

何とかそのまま下る。





緊張の連続だったが何とかホーキ薙下部に到着。








ぶふぁ。。。

この1時間ほどはかなりヤヴァかったな。。。

喉がカラカラだ。。。





小休止したあとそのまま下る。





数十分で本来の登り口。






よかった。

ルート修正完了。





そこから10分ほどで静大の山小屋。








ここまで来ればそれなりの道があるはずだ。

ホッと一息&一服。





が、道が見つからずしばし呆ける。。。

沢身に道が付いていたのかな。。。

それが流されたとか。。。

むむ。。。





ちょっと諦めかけた時、小屋裏の小沢のほうに道を発見。

本流を高巻くようにトラバース道が付いている。

ふぅぅ。。。えがっだ。。。





とも言ってられないアレな所もあったが何とか進む。






この橋なんか40kg以下のみですなw





下るにつれドンドン道が良くなる。










なんか生き返りますなぁ。





そして、榛原川林道に帰還。






ぐひゃあ。。。疲れたぞ。。。

着替える気力もなくそのまま帰路につく。





何とか無事に帰ってこられましたが、

今回の反省点は情報収集不足の一言に尽きます。



町の道標がある、静大の演習林なので上部もマトモな道があるだろう、

こういった先入観があったことは否定できず、

それがあったのでかなり楽観視していましたね。



通過した&通過を断念したヤヴァイ所も、

ロープ一本あればだいぶ違ったものになっていただろうし。



ちょっとヤマヤとして緩んでいた自分に反省ですね。。。







とはいえ、この山域は面白いw

次もこの辺りだなwww





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