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Posted by naturum at

2018年11月28日

ってことで、茶臼岳 18/11/27



何が『ってことで』なのか分かりませんがw


先週、崩壊具合を見てきて、

自分的には許容できるロスタイムで通過できるなと思ったので、

昨日、今年最後の日帰り茶臼岳に行ってきました。


これ以上雪がついたり、

冷え込んで渡渉ポイントが凍結したりしたら、

日帰りはちょっと無理ぽになりそうですからね。





5時半前にヘッデン点けてチャリで出発。

予定通り、ヤレヤレ峠を越して上河内沢に出た辺りで明るくなる。






あまり体調が良くなかったので、

今日はペース落とし気味で行く予定。





先週書いたので崩壊箇所は割愛。


ただ、軽く整備に入ってくれた方がいたらしく、

一番アレだった斜面の直登箇所に太いロープがかかってました。






これはありがたかった~。





ウソッコ小屋、5号吊橋跡を通過。








やはり鉄階段から上の尾根道はいつも通りでした。





ようやく陽も上がってきて、中の段、横窪峠。








さて。この先だ。

崩落で越えるのが無理そうなら冬道使うべ。





少し下ると、、、うはっ!!






ゴッソリと山肌が滑り落ちて、『横窪ガレ』って感じ。





なんとか高巻きして反対側から。






登山道ごと一気にいかれちゃいましたな~。

ただ、高巻く感じで仮設の道を付けることはできそうな。





少々壊れ気味だけど使える橋を渡って横窪沢小屋。








夏のお仕事以来だな。

こんなに期間が開くのは珍しい。





この後は特に大きく荒れている所も無く茶臼小屋。












ちょろちょろ雪が出てきましたが歩きには問題ないくらいの量。





っで、、、久々の稜線。








さすがに冬の風ビュービュー吹いていて寒かった~。





もうちょっとで頂上という所で雪が動いてる、、、

と、思ったら冬毛の雷鳥でした。










何十回と茶臼岳には登ってますが、

ココで雷鳥を見たのは初めてかも。

ラッキー。





雷鳥と一緒に頂上到着。


















榎田さんち周りも雪は大したことないですね。





風がクソ寒いので写真だけ取ったら小屋まで引き返す。








この辺りもかなり洗掘されちゃってます。

スゴイ量降ったんですねぇ。





あとは小屋でメシ食って来た道を引き返しました。



何とか明るいうちに沼平まで戻る。

諸々のロスタイムもあったりヘロヘロでしたわw





なんだか噂だけ先走っていた茶臼岳登山道の崩壊ですが、

先週&今週のレポで詳細は分かると思います。


私は慣れた道なので日帰りで行ってきましたが、

やはりいつもよりは大変でした。



もし行かれる場合は慎重に計画おねしゃす。





  


Posted by 工場長Ⅱ at 11:13Comments(2)山行記 南アルプス

2018年11月22日

茶臼岳登山道のぶっ壊れ具合を見てきた。18/11/21



バタバタしてて山から遠のいてました。><

あと1,2週で紅葉時期の忙しさからも開放されると思います。(たぶん。。。)



ようやく天気の良い日に時間が取れたので、

台風でヒドイことになっているという茶臼岳登山道の様子を見てきました。

何だかんだと年間通じて使っている道ですし、

噂ではかなり逝ってるらしいと聞いて気になってました。


まぁ、鳥小屋尾根で茶臼は行けるんですが、

登りはともかく下りも鳥小屋尾根ってのはあまり気が進まずw


あと来年のお仕事にも影響しそうですしね。

来年のシーズン前に復旧できるレベルなのか?

なんて感じで見てこようかと。





ウソッコ沢小屋の上の尾根道ぐらいまで見てこられたらOKなので、

ヘンな色気は出さないようにゆっくり8時ぐらいに沼平。


折りたたみチャリのタイヤの空気が怪しかったのでノンビリ林道歩き。






東俣林道も復旧作業なうな感じ。





っで、大吊橋。






これはwebで見てましたが1,3,5号橋が流されたとのこと。


いつもフツーに吊橋ってたので、

なかった場合の渡渉は結構アレな感じなのかしら。

んま、行ってみれば分かりますね。





ヤレヤレ峠までは普通。








微かに人が入っている感じがしなくもない。





さて。

この後だね。





上河内沢まで下ると、、、

うはw 地形が変わっとる。










元1号吊橋の上に絡まる石。

吊橋のかなり上まで流れがあったんだね。





んが、水量が少ないので渡渉は何とかなる。

登山道に復帰して無事な2号橋。








倒木も少々。





そして再び上河内沢。

ココも地形がガラリとチェンジ。












ワイヤー1本になった3号吊橋。

1号と同じような感じですな。



水量少なく地形も変わっているのでココも渡渉は問題なし。



んが、その先の登山道がすべて消滅しているのでただの河原歩き。






先月の東俣を思い出すわ~。





河原を歩きながら上のほうを見ると、、、






お。あのひん曲がった階段残ってるのか!?





近づくと真新しい細引きが1本垂れている。






ココをよじ登って登山道に行くか~。





ちょっと強引に上がり登山道に(が?)復帰。








久々のウソッコ沢小屋。

ちょいと一服。


8月上旬のお仕事以来ですかねぇ。

いつもなら月一では来るんだけど。





一番アレなのはこの先かねぇ。








うほ。見事に何にもないw





ココはジャンプ力がマリオ並みでも無理なのでちょっと沢を下っていく。






本体発見www





本体の下あたりで渡渉ポイント見つけられたので、

何とか鉄階段まで辿り着きました。








階段は無事。

一応、すべて登って今日の探索は終了。

あとは尾根道なので大丈夫でしょう。





変わりっぷりをノンビリ眺めながら来た道を引き返しました。














ふむふむ。

やっぱり百聞は一見にしかずでしたわ。





ワタクシ的な結論を言いますと、、、


一般登山道としては完全にアウト。


だけど、この道を歩きこんでいる人で、

バリエーションルートを好んで歩く人なら、

水量がない時期なら大したロスタイムもなく歩ける感じ。

(オススメはしてないですからねw)


復旧も完全復旧じゃなくて、

仮復旧とかなら来シーズン間に合うんじゃないかなと。

(土木専門じゃないのであくまで雰囲気ですw)



そんな感じでした~。



  


Posted by 工場長Ⅱ at 16:46Comments(6)山行記 南アルプス

2018年10月23日

子連れ東俣遡上 後編 18/10/15-18



(前編はこちら)


二日目は朝晴れ、午後は高曇り。

三日目の予報が一番イマイチで予報によっては雨も。

ラジオでNHKを聞くも北陸や静岡の海側では雨っぽい。



んが、、、

自分たちの上は何故かイイ天気w

ラッキー。



幸い沢靴も凍ることなく済みました。


しかしながら非常~に冷たい沢靴を履いて出発w












30分ほどで乗越沢出合。

次男も回復して調子良さそうです。





乗越沢をひたすら登る。














わ~い。

久々の熊の平だ。





そして久々の嬉しい展望。










日向ぼっこしながら休憩です。

やっと沢靴とはおさらばw





休憩後は仙塩尾根を南下。
















ひゃっほ~。

イイ天気で展望最高でございます。





心配していた倒木も大したことなし。








南部の南部だけヒドかったみたいだねぇ。





午後になるとガスが。


そして、蝙蝠分岐から北俣岳の岩場についている雪。

今日中に越さなければ明日の朝は凍りそうだな。

雪投沢で水を汲んでなるべく先へ進もう。



というコトで久々の雪投沢。






長男と懐かしいねぇ、なんて話しながら水を汲む。

そういえばコイツ、小4の時に雪投沢を遡上してるんだよね。

そう考えると今の化け物じみた体力も頷ける気がするな。



少しみぞれが降ってきた。

先を急ぎましょう。



分岐までの急登をこなし、岩場を無事に通過。










蝙蝠尾根をしばらく進み、

今年の夏に長男と張った所まで行って設営。



設営後にみぞれが強くなり今日はテント内で夕メシ。

残ってる酒を飲み尽くし就寝。

明日は二軒小屋だ~~~。





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明けて四日目。

夜に降っていたみぞれは止み。

雲は多いものの空もチラチラ見えている。





ノンビリと撤収していると晴れてきました~。






ビヴァ!! 太陽っ!!





蝙蝠岳へ。














塩見も荒川三山も雲が取れてきた。





到着。










この山行で初めてのマトモなピークw





名残惜しい森林限界上をおさらばして下っていく。














心配していた倒木も大したことはありませんでした。

確かに多いですが、本当にウザイのは3,4本。


さほどの時間的なロスもなく徳右衛門岳到着。






ココからは道も良いので安心。





萌え道後の急な下りをひたすら行き林道到着。












いやぁ。

みんな無事に戻れて良かった良かった。





あとは林道ダッシュして二軒の自販機で乾杯~。






やっぱこれ最高だな~。





そして、風呂の後は最高の夕飯。








ええ。飲みましたともw





んが、、、

意外に疲れがたまっていたのか、

深酒する前にみんな眠りに着く。。。





二軒小屋で初めての二日酔いじゃない朝w






長男と米を食いまくってしまいました。





その後はバスを乗り継いで畑一へ。

遡った大井川を下って行き、帰路に着きました。





微妙だった天気は何とか良い方に傾いてくれました。

展望が良い所で晴れたのでラッキーでしたね~。



次男がちょっとバテ気味だったけど、

重荷は慣れるしかないので来年まで特訓ですな。



相変わらず二軒のメシは最高。

いつもながら東海の方々も良くしてくれ最高にリフレッシュできました。m(_ _)m

毎年のコレは止められまへん。



しっかし、

長男はともかくあやさんもメチャメチャ山に強い。

あや&みきコンビが俺が知ってる中で最強山おば、、、もとい女だなw




  


Posted by 工場長Ⅱ at 14:06Comments(2)山行記 南アルプス

2018年10月23日

子連れ東俣遡上 前編 18/10/15-18



今年も恒例の二軒小屋詣でに行ってきました。


今回は某イラストレーターは引越や学校が忙しく不参加。

某避難小屋ご主人は下山前の台風&倒木で疲れてキツイ山はパス。

ってことで、山仕事仲間のあやさんとうちの長男&次男というチームに。



ガキどもの要望で大井川を遡り、最初の一滴を見に行くというコトになりました。



あやさん&長男は重荷での道無き道もじぇんじぇん大丈夫ですが、

次男は重荷で長期の山行は経験があまりないので少々心配。

けど、ずっと行きたいと言っていたし、

本人のヤル気はかなりのモノなので連れて行くことにしました。

さて。どうなりますか。



あまり良くなかった天気予報も少し落ち着き雨マークは消える。



んが、、、

入山した月曜の朝、二軒小屋に着く頃には少々小雨が。。。

まぁ、そのうち上がるでしょう。



二軒の松井さんに挨拶して準備。






張り切って行ってきますか~。





3年ぶりの東俣。

もう来ないかな~、なんて言っててまた来ちゃいましたw












相変わらずの荒れっぷり。

けど、さらに酷くなってはいませんでしたかね。





初日は沢靴を濡らしたくない、

ということで、何度かサンダル渡渉やら。














フレッシュな崩壊を何度も越える。

ホントに東俣は下部が面倒。





林道の崩壊もキツくなり、

もうイイ時間だなという時に着いたのは三年前に張った場所w










今回もココでOKですかね。


つーことで、、、

小雨降る中、設営&夕飯。


あやさんとちょっと飲み過ぎて初日は終了。





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明けて二日目。

昨日の雨は止み晴れ。よかった~。



朝メシ食って沢靴履いて出発。










渡渉と林道復帰を繰り返してたら太陽が。

ありがたいのう~。





前回は東俣堰堤を越えるのがドキドキでしたが、

今回はとりあえず林道を行ってみることに。












何とか林道の崩壊も越えられて東俣堰堤の上に到着。

ふぅ。こりゃだいぶ時短になったぞ。





堰堤の先は最初少し荒れているものの、その後は落ち着く。












ココまで来ちゃえばもうイヤな所はないねぇ。





広河原橋を渡り事業所跡。














廃好き中学生が活き活きしてましたw





その後は廃林道はスルーして河原を行く。










ちょっと次男のペースが落ちてきました。

ううむ。これじゃ先が思いやられるぞ。





池の沢出合に到着。

池の沢小屋を見に行く。










おお。

前に来た時よりは手入れされている感じだぞ。


けど、先の台風で倒木が一つ直撃。。。

屋根に穴が開いちゃってました。><





ひたすら本流を遡る。












今日中に二俣まで行く予定だったけど、次男の足が全然進まなくなってきた。

う~む。ヤツにはまだ早かったか。



ってか、、、

3000m級の山々はしっかりと雪が積もっていて、

こりゃ色んな意味で最初の一滴は無理だな。。。


それなら乗越沢から熊の平に出て蝙蝠から二軒に戻るか。


いずれにしても今日中に魚止の滝は越さなきゃだぞ。

頑張れ~。





何とか暗くなる前に魚止の滝をパスして幕営適地に。

あやさんが次男をサポートしてくれて助かった~。












ホッと一息。


明日、沢靴が凍ってないとイイねぇ、

なんて話しながら夕飯食って酒飲んで就寝。





(後編に続く。。。)


  


Posted by 工場長Ⅱ at 10:43Comments(0)山行記 南アルプス

2018年10月06日

光岳への尾根筋ルート整備 第一弾 18/10/03-05



数ヶ月前にとある所から、

チラッとお話をもらっていたのですが。


だいたい以下のような話。

寸又峡から光岳へ尾根筋でルート取りができないか。

というか、出来るんだけどもうちょっと整備して一般化できないか。

むしろやりに行くから付き合ってくれないか。


主としては不明瞭箇所の印付けとちょっとした整備、水場の確認ぐらい。

人数も日程もあまり取れないので土木作業は無し。


なんて話です。



一通りやったとしても、

やっぱり上級者コースには変わりないと思いますが、

やらないよりイイですし、うちの町から光岳へのルートですからね。

町のヤマヤが誰か絡んでおかなければってことで。

後半部は去年、藪仲間と歩いてますし。



最終的には依頼元から3名、うちらから3名(俺、長男、ウキョー君)の参加。

依頼元メンバーの静大山岳部部長(サワヤカイケメン)とは面識がありまして、

かなりのナイスガイだし一緒に山に行けるのを楽しみにしてました。

もう一人も山岳部、あとは依頼元のおじいさん(静大山岳部の大先輩)が一人。



ちょっと台風が心配ですが、どうせやるなら楽しんでいきましょう~。



一日目の行程は、

右岸林道⇒千頭ダム⇒お立ち台から、

尾根筋を登っていって朝日岳からの尾根と合流した先にある造林小屋。



6時過ぎに出発。














今期&数日前の台風で右岸林道も荒れてました。





千頭ダムの堰堤越えて旧道に取り付きますが、

これが思いの外、状態も良い萌え道。












廃屋もあったり長男はかなりテンションアップ。

(廃屋好きな13歳って。。。)





一般道でもOKなぐらいな道が続きお立ち台到着。














初日は天気も良いし展望最高でした~。


ココまではちょっと印つけるのと倒木の枝を払ったぐらい。





その後も踏み跡は多少薄くなりますが良い尾根でした。














朝日岳からの尾根と合流。





そこから少し北上すると造林小屋到着。








少しアレな感じでしたが、掃除して快適空間に。





後はメシ食って酒飲んで就寝zzz





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明けて二日目。

まだもつと思ってた天気ですが、朝から雨。。。><



なるべく効率よくやろうってことで、

大学生二人は作業無しで三方嶺まで先行してもらい、

そこから作業しながら戻ってくる。

俺らは作業しながら三方嶺へ向い、彼らと合流して終了。

大先輩には留守番をお願いしました。





雨なのでほとんど写真なし。














三方窪まで行った所で俺らのテープが終了。

距離的にあとは若者に任せておけばOKかなってことで、

水を補給して小屋へ戻る。





帰路に旧道発見。








コッチのほうがだいぶ楽だなぁ。





小屋に戻り、夕飯の準備をして若者たちの帰りを待つ。

無事に若者たちも戻り、メシ食って酒飲んで就寝。





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明けて三日目。

台風の接近が怖いのでなる早で下山。

朝はちょっと小雨が降ってました。



けど、だんだんと天気は良くなってくる??








お立ち台に着くころには、ほぼ止んでました。





若者二人も俺らと同じ廃マニアw

みんな左岸林道で帰りたいって話になり、そうすることに。














今年の春にはお立ち台まで整備された左岸林道でしたが、

今年の連続台風でやっぱり再び荒れてました。





風呂入って山岳図書館で軽い作業報告。





その後は若者たち&大先輩と別れを惜しみつつ帰路に着きました。


あの若者たちとは縁が続きそうな気がしますな~。





第二弾がいつあるのか、そもそもあるのか、は不明ですが、

次も参加できそうならするつもりです。

去年歩いたルートですしね。





しっかし現役大学山岳部の体力は凄かったw

本気出されたらとてもじゃないけどついていけないっすわ~。




  


Posted by 工場長Ⅱ at 16:17Comments(10)山行記 南アルプス