2018年01月31日
尾盛駅への廃道 18/1/31
いやぁ。
この冬はガチで寒いですな~。
良い時に山に行く時間が作れなくてちょっと更新サボってました。
とは言っても、、、
全く山に行ってなかった訳ではなく、
近場のちょろ山はそれなりに歩いていました。
けどまぁ、今更書くほどの所でもなく。
それでも写真はちょっとだけアップしときますわ~。
■1/15 飲み会の前に笹山
■1/26 雪の大札山
っで、、、
今日も一応休みは取れたんですが、
色々と外してしまいガッツリと歩く時間は無く。。。
どうしようかと車を走らせている時に、
ふと、ずいぶん前に某有名廃道サイトで読んだ町内の廃道を思い出しまして。
簡単に概要を説明しますとですね。
千頭駅~井川駅を結ぶ南アルプスアプトラインという路線があります。
その駅の一つである尾盛駅というのが秘境駅でして。
駅に行ける車道やちゃんとした歩道は無く、列車でしかその駅には行けないんです。
(wiki参照)
wikiにもちょっと書いてありますが、
だいぶ前に町が接阻峡から尾盛駅まで遊歩道を作りました。
んが、激ヒル地帯のため歩く人もあまりおらず、すぐに廃道。
今では地元の人もあまり知らないというw
(こういう黒歴史が多い町なので廃好きには飽きがこないwww)
この廃道のことをふと思い出して、
取り付きがすぐに分かれば行ってみるかと、探すとすぐに見つかりまして。
というわけでレッツ廃道~。
茶屋脇から廃道へイン。
謎の対向車ありの看板とかしょっぱなから廃萌えw
(昔はこの道をオート三輪が走っていたとかいないとか。)
廃道の下にはアプトラインが見えてなんか良いです。
ダメっぽい所もまだしっかりした所も。
しばらく道が落ち着いた後、展望台から吊橋2つ。
ちょうど井川行きの列車が。
アレの折り返しに尾盛駅から乗れたら良いなと。
その後は飯場跡。
もう廃好きには盛りだくさん過ぎて飽きませんw
だんだん道がきな臭くなり、、、
ココでアウト。
前に橋があったっぽいですが落ちてましたw
何とか通過できないか頑張ってみましたが、
ちょっとヤヴァめなので安全策で行くことにしました。
ちょい戻り、目星を付けていた尾根に入る。
何とかなりそうな斜面を下って沢へ出る。
沢沿いに登っていくと左上の斜面にトンネル&線路が見えたのでOK。
しばらく行くと植林地⇒昔の竈⇒現役線路。
無事に尾盛駅到着~。
10分ちょっと休憩していると、
さっきの折り返しが来たので乗車。
1時間半かかった道のりを5分で帰るw
短い廃道でしたがかなり楽しめました。
こんな感じ所が町内には結構ありますw
今日みたいに時間がない時にちょいちょい歩いてみますね。
1,2月で長い山行したいなぁと思ってたけどちょっと無理め。
けど、2月末~3月上旬では何とかなりそうなので意地でも行こうっと。
2017年03月01日
湖上駅から天狗石山 17/3/1
来週の泊まり山行に備えてガッツリ登りたかったんですけど、
午後から天気がイマイチとのことなので近場でお茶を濁しました ><
それでもまぁ、前週に全く歩いていないよりはマシでしょう。
このコースも一人&子連れでよく行ってますが、
こちらでの山友達(というか山の先輩)が途中にあるお地蔵さんに、
お社を新しく作って設置したとのことだったんで見に行きたかったんです。
が、しばらく登山口で伐採作業をしていて行けず。
ようやく今日行って来られました。
伐採終わりたてホヤホヤの登山口からレインボーブリッジへ。
崩れる感じがしない天気ですな。
ずいずいと標高を稼いで新築にインしてるお地蔵さんに挨拶。
以前はこんなバラックだったので木造の新築、よかったですな~。

ちなみに江戸時代のお地蔵さんなんですYo!!
もうちょい登って頂上到着。
しっかし、雪が消えちゃってるな~。
今晩からの雨次第だけど来週はラクできるかな。
近くの展望地へ。
やっぱり1600~1700mからはしっかりありそうですな。ふふぇ。
今日のメンパ飯を食ったらさっさと下山。
昼過ぎには雲が出だして、夕方からはもう雨降りでした。
何だか今年に入って満足に山に行けてませんが、来週はようやく泊まりで山。
山友との宴会山行になりそうですが久々に山に浸れそうですわ~。
2016年03月04日
榛原川林道からオチイ沢の頭&1362mピーク 16/3/3
ご近所廃道シリーズのラスト。
これで榛原川林道からの気になっていた所は終わりですが、
また面白そうな道を見つけたら行くと思います。
この冬の山の思い出は榛原川林道ですねw
この廃道で一番気になっていたのが、
下の地形図を見てもらえば分かりますが、登り出しから延々と続くトラバース道。

トラバース道って今までの廃道経験から、
歩かなくなると真っ先にダメになる道だったりします。
ココはどうなってるんでしょうか。
ダメなら代わりに稜線に行く道なり踏み跡があったりするのかな。
ちなみにオチイ沢の頭というのが青の矢印。
実はオチイ沢の頭をさらに北の1362mピークだと勘違いしていて、
そこまで行き、勢いでその先の天水の手前まで歩いちゃいました。
もうちょっと早い出発だったら天水経由で八丁段から下ったんですがねぇ。
んま、マイナー山域で需要も無いと思うので、さらっとレポにしますw
近いのでノンビリ家を出発。
どうも近所だと早出する気が起きないのよね。
昔、大学の時に学校の近くに住んでるヤツほど遅刻したっけねw
榛原川林道に入りココが取付きだろうと当たりを付けていた場所へ。
近くにそれっぽい所も無いし、
むか~しに付けたっぽいペイントが廃道風情を醸し出しておりまする。
んま、行ってみましょう。
微かな踏み跡を追っていくとトラバース道に。
うん。
やっぱり取付きはあっていたみたい。
この後、道はどうなるか。
やっぱりwww
こりゃあ先が思いやられるな。。。
と、思ったら、、、
5分も歩くとトラバースの道が完全にダメになり、
その代わりといった感じで標高を上げていく踏み跡がある。
ううむ。
稜線に出られるなら問題ないか。
行ってみよう。
かなりの急登だが踏み跡はしっかりしている。
ふうむ。
こりゃあ結構前に道が変わったか、
新たに気の利いた作業道が付いたかだな。
しばらく尾根沿いの急登をヨレヨレ登っていると、
水平に伸びるかなりしっかりした作業道に合流。
その道はほとんど標高を変えて行かないので再び尾根へ。
変わらず急な踏み跡を行くと今まで無かったピンクリボンが。
そして、そのリボンから下を眺めると、
今まで登ってきた踏み跡とは違う踏み跡がリボンと共に西の尾根に続いている。
アッチが旧道というか、本来の道なのかな。
けど、今歩いて来た道のほうが、あの取付きからなら効率がイイぞ。
帰りは来た道を戻ろう。
まだまだ急登は続く。
ガレの縁に出ると八丁段が。
ホーキ薙がパックリ。
ズンズン登り1063mピーク到着。
謎のホイールカバーと謎の檻。
廃っぽくてイイですな~。
北東へ少し下ると面白い杉が。
株立ちってヤツでしょうか。
杉では初めて見た気がします。
少々藪っぽくなったりアップダウンを繰り返したり。
踏み跡はあったり無かったりといった感じ。
それでも尾根沿いなので登りは問題ありませぬ。
かなり男前の急登を登っていると初めて道標が。
やっぱり昔は一応、ちゃんとした登山道だったんですな。
急登を登り切るとオチイ沢の頭。
北東面がガレていて展望バッチリ。
近々、テン泊であの辺に行きたいな~。
オチイ沢の頭はまだ先だと思っていたので休憩もせず先へw
進んでいると少々きな臭くなってきました。
うわ。。。
ココはイヤだな。。。
何とかトラバースしないで済まないかと思って、
岩場を上がってみたりしたがやはり無理。。。ふふぇ。。。
行くしかないですな。。。
残置された錆びたワイヤーロープを頼りに何とか突破。
かなりの冷や汗モノでした。
その後は尾根も落ち着き1362mピーク周辺に到着。
その先の天水手前で一度標高をグッと下げるトコまで行って、
八丁段経由で帰るか迷ったものの、時間的にシビアになりそうなので戻ることに。
もう一時間早く家を出てればなぁ~。
ってか、またあそこを通過するのか。。。ぐえ。。。
エネルギー補給&一服して下山開始。
来た道を引き返しました。
あのイヤなトラバースもそうですが、
下りで使う時は尾根を間違わないようにってのがポイントですかね~。
んま、そんなこんなで無事に下山。
そのまま帰宅しました。
これで榛原川林道基点の私が気になっていた廃道はすべて行きました。
あくまで廃好きな私の主観ですが、
榛原川林道⇔大札山
⇒使える
榛原川林道⇔八丁段
⇒使える
榛原川林道⇔広河原峠
⇒もう使えない
榛原川林道⇔オチイ沢の頭(⇔天水)
⇒何とか使える
って感じでしょうか。
榛原川林道自体が未だ延長工事中であり、
そのうち南赤石林道と繋がるという話もあるので、
そうなったらもっと色々なコース取りが出来るんじゃないかと。
んま、一部のマニアだけでしょうけどw
しばらく廃が続いたので、
久々に普通の登山道を歩きたい気分がちょっとするので、
来週はそんな感じかな~。
っで、、、
再来週にはようやく泊まりで山に行けそう。
この冬はマトモな雪山に行ってないのでその欲求を満たしたいですね~。
2016年02月20日
榛原川林道から八丁段、下りは広河原峠から 16/2/19
ご近所廃道シリーズの榛原川林道編、第二弾です。
榛原川林道から八丁段を直登して、
広河原峠から登り出し付近に下るとというルート。
マニアック過ぎて分かる人はほとんど居ないと思いますがw
いやぁ。
今回はヤヴァかったです。
久々に冷や汗の連続でございました。
ヤヴァかったのは下りで、
廃道とはいえ広河原峠には榛原川林道への道標も立っているので、
ある程度は歩けると思っていたんですが厳しかったですわ。
あの道標はちょっとアレなので注意書きor撤去したほうが良いかも。
今度、地元の山の先輩に相談してみます。
近いので明るくなってから家を出発。
取付き付近と思われる駐車スペースに車を止める。
この辺りは静大の演習林になってまして、その説明図です。
取付きが分からずちょっとアチコチ歩きまわる。
久々に登り出しからコンパスと地形図を出したり。
うん。ココで良さそうだ。
取付いてちょっと行くとすぐに整備された作業道。
静大の演習林なのでバッチリです。
少しの間は尾根近くの作業道を行き、
それが尾根から遠ざかった所で尾根にのる。
早速、マーキング発見。
よかったよかった。
当初は薄かった踏み跡も徐々に濃くなり道もちゃんとしてくる。
往来が多かった時の道標ですかね~。
廃心をくすぐられますw
その後は尾根上の良い道が続きます。
廃道の中ではかなり上玉?な道ですな~。
そのまま尾根通しに行くのかと思いきや、
道は尾根の西側を巻くようにトラバースして行く。
ちょっと標高を下げられたりとモッタイナイ。
尾根にのってしまえば良かったなぁ。
しばらく行き山犬段からの道と合流。
八丁段展望地へ行き休憩&エネルギー補給。
(カメラの設定がおかしくなっていて展望地周辺の写真なし。><)
休憩後はホーキ薙へ下る。
展望最高です。
あとでこの下に行きます。
むふ。
ちょっと歩いて広河原峠。
榛原川林道への表記があります。
地元で山をやっている方に聞きましたが、
昔は通ったことあるけど今の状況は分からないとのこと。
どんなでしょうか。
下る。
薄い踏み跡があったり無くなったり。
沢筋に着くと踏み跡が途切れる。
このまま沢じゃない気がするなぁ。
しばらく周りを探し踏み跡を発見。
ホーキ薙の東の尾根にのったようだ。
そのまま尾根を下りていく。
が、標高差で100mも下った所で斜度が半端じゃなくなり下れなくなる。
むむむ。真直ぐに尾根伝いじゃないのか!?
少しアレっと思った場所まで登り返す。
今登り返してきた尾根の西側急斜面に踏み跡を発見。
いくつか古いリボンも付いている。
うん。こっちっぽいぞ。
少しは順調に下れたが、
次第に道が埋まりイヤなトラバースが現れてくる。
緊張しながら何とか進むが
トラバース&岩場の桟橋が落ちていてアウトな地点に。
こりゃあ無理だな。。。
どうするか。。。
ココの反対側のホーキ薙の下流に下りてしまうか。
潅木につかまりながら急斜面を下りていくがあと10mが下れない。
ぬぬ。。。行けなくも無いがかなりヤヴァイな。。。
斜面を攀じ登り返す。
先ほどのアウト地点まで戻る。
むうん。すべて登り返して広河原峠まで戻るか。
もう八方塞がりな感じだけど、どこかに打開策がないか。
お。ここなら何とかなるか。
桟橋の落ちた下の涸れ沢が、
下に行くごとに徐々に斜度が落ち着いてきている。
尾根で下れる所まで下り、涸れ沢へイン。
何とかそのまま下る。
緊張の連続だったが何とかホーキ薙下部に到着。
ぶふぁ。。。
この1時間ほどはかなりヤヴァかったな。。。
喉がカラカラだ。。。
小休止したあとそのまま下る。
数十分で本来の登り口。
よかった。
ルート修正完了。
そこから10分ほどで静大の山小屋。
ここまで来ればそれなりの道があるはずだ。
ホッと一息&一服。
が、道が見つからずしばし呆ける。。。
沢身に道が付いていたのかな。。。
それが流されたとか。。。
むむ。。。
ちょっと諦めかけた時、小屋裏の小沢のほうに道を発見。
本流を高巻くようにトラバース道が付いている。
ふぅぅ。。。えがっだ。。。
とも言ってられないアレな所もあったが何とか進む。
この橋なんか40kg以下のみですなw
下るにつれドンドン道が良くなる。
なんか生き返りますなぁ。
そして、榛原川林道に帰還。
ぐひゃあ。。。疲れたぞ。。。
着替える気力もなくそのまま帰路につく。
何とか無事に帰ってこられましたが、
今回の反省点は情報収集不足の一言に尽きます。
町の道標がある、静大の演習林なので上部もマトモな道があるだろう、
こういった先入観があったことは否定できず、
それがあったのでかなり楽観視していましたね。
通過した&通過を断念したヤヴァイ所も、
ロープ一本あればだいぶ違ったものになっていただろうし。
ちょっとヤマヤとして緩んでいた自分に反省ですね。。。
とはいえ、この山域は面白いw
次もこの辺りだなwww
2016年02月05日
榛原川林道から大札山 16/2/5
久しぶりの山&更新になってしまいますた。。。
この時期、店は暇なんですが、
ガイドブックの初校が上がってきたり、
天気と休みのタイミングが合わなかったり、トドメにはまた風邪っぴき。。。
なんて感じで二週間以上、山に行けず。。。
今日もまだギリギリ病み上がってないぐらいだったんですが、
ここは強引にでも山を歩いて風邪を吹き飛ばして来ようと思いまして。
とは言っても早起きは出来ずフラフラなんで近場で。
だいぶ色々な所から登っている大札山ですが、
あと一つ面白そうな廃道が残っていましてね。
榛原川林道という地元の人でもあまり行かない林道から取付きます。
この林道、もう少し奥まで行くと他にもバリエーションルートがあったりして、
蛭が出ないうちにちょっと探索しておきたかったり。
そんなこんなで、
鼻ズビズビの目シパシパですが出発しましたYo!!
っで、、、
林道脇の取付きに到着。
踏み跡もリボンも当然道標も一切なしw
地形図見ても橋の手前ってので間違いは無いと思うんですが、
さすがのワタクシメもちょっと不安と言いますか何と言いますかww
んま、行くんですけどねwww
とりあえず踏み跡っぽい所を追っていく。
うう~ん。
道型に見えないことないような。
この薄い踏み跡を追って行きつつ、
地形図に書かれている通りに斜面を回り込み尾根にのる。
尾根にもちゃんとした踏み跡はないが古いペイント発見。
大丈夫そうですね。
んが、すぐに激藪w
しかも藪の中に三角点。
ちょっとビックリですがこれで取付きが間違っていないと確信です。
5分ほどで藪は終了し、以後は植林地の尾根歩き。
所々急登で体調不良には堪える。。。グハグハ。。。
道型も踏み跡もはっきりしないですけど、
地形的には尾根を詰めて行くだけなので難しくないです。
植林が終わり馬酔木とツツジエリア。
なかなか雰囲気の良い場所でした。
その後も急登にゼーコラしつつも予定通りに廃林道到着。
なかなかの荒れっぷりですな。
萌えます。
ここから林道を突っ切り少し標高を上げると、
前回登った元藤川からの道と合流するハズなんだけど。
この流れるような斜面を上がるのはなぁ。
と、、、
『ココですYo!!』と主張するようなケルン発見。
どこですか??
と尋ねたくなる場所だけど強引に上がる。
上がって振り返ると展望がそれなりに。
富士山もチョコリ。
そのまま尾根っぽい所を詰めていくと、
おおう。
ココに合流するのね。
以降は前回歩いた元藤川からの道なので安心。
しかしあんなにあった雪が。。。
むしろちょっと増えてると期待してたのに。。。
結構足にキテる感じですが、急登を頑張って南尾根に合流。
廃道⇒マイナー登山道⇒一般登山道、
と合流していくのがなかなか面白い感じです。
すっかり雪が無くなった道を行き、頂上到着。
ふふぇ。。。
体調悪いのもあってかなり疲れました。。。
二週間ぶりなので足もパンパン。。。
でも、天気はバッチリ。
どこもかしこも良く見えます。
うちのほうを眺めながら昼飯。
この景色がなかなか萌えるんですわ。
身体が冷える前にさっさと下山開始。
下りだと迷い込みそうな尾根が二ヵ所あるけど、
どうせ誰も行かないと思うので解説は省略www
(行きたい人はコメかなんかで質問してねw)
多少ヨレてましたが順調に下山完了。
近いので着替えもしないでそのまま帰路につきました。
だんだんとこちらに張り巡らされている林道が分かってきました。
と、同時に山に使えるかと妄想するとなかなか楽しい。
今回の山行もそれが活きたものでした。
蛭が出ない時期は地元の山が面白いです。
今月の下旬にはテン泊に行けそうなんで、
それまでに体力を戻せるように頑張りま~す。