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2011年06月06日

黒戸尾根で気になった山と道。



土曜の黒戸尾根で気になることをいくつか発見した。



そして、、、

帰宅後に調べていたら、

その二つがリンクするようなレポを見つけて嬉しくなってしまった。



そんなコトをちょっと書く。







まずはその気になることであるが、、、

一つは甲斐駒頂上で景色を楽しんだ後の下山中だ。



東峰を過ぎハイマツ帯をノンビリと下っていた。

この辺りは北側の展望が良い。



何とは無しに下のほうを見下ろして歩いていたら、

ちょっとだけ気になるピークと、それに続く尾根を見つけた。





周りは樹林帯なのだが、

そこだけ少し開けていて妙に緑色なのだ。


黒戸尾根で気になった山と道。



あそこだけハイマツが繁っているようだ。





ちょっとアップにする。


黒戸尾根で気になった山と道。



右上に岩稜のピーク。

そこから下方に行くとハイマツ帯。

そして、左方にハイマツの尾根がのびている。





うぅ~む。

なんか気になる所だ。

帰ったら調べてみよう。







その後、七丈小屋まで戻り休憩。

長い下山は続く。





ハシゴの下りが続いて五合目に到着。


黒戸尾根で気になった山と道。





そこからちょっと登ると五合目小屋跡だ。

黒戸山に向かって右側には廃材が積まれている。



そして、左側は少し開けている。

今まであまりマジマジと見たことは無かったのだけど、

あら、よく見ると道がのびているじゃないか。


黒戸尾根で気になった山と道。



しかも、結構しっかりした道に見えるのは気のせいだろうか。





ココもアップする。


黒戸尾根で気になった山と道。



うん。

やはりちゃんとした道だ。





探検してみたいとは思うものの、

そこは黒戸尾根の日帰りの後半、疲れていて無理。。。





うむ。

これも帰ったら調べてみるのだ。







そして、帰宅後、、、

まずは、あのハイマツのピークを探してみた。

謎のピーク、なんてこともなく地形図ですぐに見つかった。



甲斐駒の真北に位置する、坊主山という山であった。


黒戸尾根で気になった山と道。



ただ、なんとも行き辛いところで、

こんな山に行った人が居るのだろうか??

などと思い、少しでも記録がないか検索をかけてみた。





すると面白い記録が見つかった。

【等高線の狭間から】というサイトの記録である。



実はこのサイト、

マニアックな記録が多くて面白いので、

自宅でも職場でもブラウザのお気に入りに登録しているサイトだったのだ。





今回関係する坊主山の記録はこちら。

【黒戸山 2253.7m  坊主山 2365m】





リンク先を読んで頂ければお分かりになると思うが、

モロに坊主山の登山記録である。



そして、、、

作者の方が取ったルートで五合目の道の謎も解けてしまった。



詳しくはリンク先を参照してもらうとして、

そのルートを要約すると、


竹宇無料駐車場⇒刀利天狗⇒五合目⇒黄蓮谷⇒坊主山


と、いう感じで登られている。





あの謎の道は黄蓮谷へ通じる昔からのルートで、

現在は廃道扱いになっているが、沢をやる人は今でも頻繁に使っている道のようだ。



しかも、

五合目からちょっと行くと水場があるらしい。





う~む。

全然知らなかった。

(沢をやる人には有名な話かも知れませんが。。。)



何度も通っている道でも、

まだまだ知らないことがたくさんあるものだ。







しかし、、、

二つの謎が一緒に解消する快感といったら。

やはり何でも疑問に思って調べてみるものである。











あ。

もう一つ気になることと言うか、何というか。



七丈小屋の物置なんですけど、、、


黒戸尾根で気になった山と道。



なんだか、年々傾いていってる気がしません??



そのうち斜面を滑り落ちていくやうな。。。










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この記事へのコメント
うおぉ。
「等高線の狭間から」さんの記録とシンクロしましたか!
僕は坊主山には行ってないのですが、良い記録ですからなあ。
北アの黒部左岸にも坊主山がありまして、
この記録も「等高線の...」の旅人さんの記録が秀逸です。
嗚呼。しかしこの方と竜虎双璧ともいうべき、
「山頂渉猟を追って」がクローズされてしまったことは、
残念の極み、全ページをDLしておくべきだったと
悔やまれてなりません。
Posted by いまるぷ at 2011年06月06日 17:02
   坊主山登ったことありますよ。もう30年ぐらい前ですが、たしか1月上旬でした。
 あそこは2~3本氷壁ができるので坊主山は冬の方が登った人が多いと思います。

 5合目にある尾白川に下る登山道は尾白川や黄連谷への沢登りで1年中けっこう利用されていると思います。沢の手前に大きな岩小屋があってたしか数人なら泊まれますし泊まったこともあります。

 坊主山から鋸まで登るなんておもしろそうですね。期待していますよ~。

 
Posted by IK at 2011年06月06日 17:50
睨下。ちわっス!!

>等高線の狭間から」さんの記録とシンクロしましたか!
むお。
やっぱり睨下もですか。
以前に南ア南部のコトを調べている時に辿りつきまして。
あの辺りのマニアには垂涎のサイトですからねぇ。

>「山頂渉猟を追って」がクローズされてしまったことは、
ななな。
そんなサイトがあったのですか。
知りませんでした。

っていうか、睨下っ!!
念願?の山暮らしだそうじゃないっすか。
どこかでじぇったいスピリタスを持って伺いますので。

ええ。首を洗って待ってらっしゃいっ!!
Posted by 工場長@ヨッパ at 2011年06月06日 21:25
IKさん。ちわっス!!

>もう30年ぐらい前ですが、たしか1月上旬でした。
え”。。。
IKさんって、俺のチョイ上ぐらいかと思ってました。。。
30年前だと俺は幼稚園だから、、、、、、、、

ええっ!!まぢですかっ!!
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


>沢登りで1年中けっこう利用されていると思います。
そうなんですか。
沢のことは全く知らないのでちょっとビックリでした。

>坊主山から鋸まで登るなんておもしろそうですね。
ひょえぇ。。。
今の俺じゃ到底無理でしょうけど、
考えると、、、かなり面白そう。。。

いや。。。遠い未来ですけど。。。
Posted by 工場長@ヨッパ at 2011年06月06日 21:27
5合目小屋跡の奥は、
沢ラーが黄連谷に行くルートとして認識していました。
でも、水場がすぐそばにあったんですね。
黒戸尾根の貴重な水源としてメモしておきます。

いまるぶsan同様、
「山頂渉猟を追って」がクローズされたのは残念です。
マイナーピークの魅力が満載だったので…。
これからは、昨年の白嶺南稜レポのように、
工場長さんが“その道”のパイオニアになっていただきたいと、
切に願っております。
Posted by リーダーきくち at 2011年06月07日 10:19
きくちさん。ちわっス!!

>沢ラーが黄連谷に行くルートとして認識していました。
おお。
ご存知でしたか。
俺はこのあいだようやく気付いた次第です。。。

>でも、水場がすぐそばにあったんですね。
そのようです。
上のリンク先に写真も載ってますので~

>工場長さんが“その道”のパイオニアになっていただきたいと
ななな。。。
む、む、無理ですったら。。。
藪はたま~にで結構でござりんす。。。
Posted by 工場長@職場.精神疲労ハンパねぇ。。。 at 2011年06月07日 15:26
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