続・工場長の「山ばっかり、、、酒ばっかり。。。」

(一日目はココ)


疲れてはいるのに何だかよく寝られず。

ウツラウツラを繰り返す。



3時半起床。



腰の調子は良くも悪くも無い。

悪化していないだけイイでしょう。





朝メシを食べ、

パッキングだけすれば済むように片付けを済ます。

最低限の荷物だけサブザックに詰めて沢足袋を履いてテラスへ。






うん。

今日もイイ天気だ。





小屋番さんに一声かけ、水場横の踏み跡を下っていく。





数分は森の踏み跡を追う。






このままならかなり楽勝だぞ。





んが、、、

やはりそんな簡単にはいかず踏み跡が消滅。

沢に下りる。








ただ、右岸＆左岸に交互に踏み跡らしきものは見える。

渡渉を繰り返すだけで、沢身に入ることは少ない。





途中からはどうしようもなくなり河原歩きといった具合になる。








今回は水量も少ないのでなんてことは無い。

登山靴でも来られたかも知れないね。





再び踏み跡が明瞭になると東俣本流に到着。










標高差約300m。

空身で下ればあっという間。

45分ぐらいだっただろうか。



うん。

道は無いに等しいけど、これは使えるかも知れないな。





とりあえず水を飲みつつ一服する。





来た道を戻る。

帰りはもう少し踏み跡を注意深く見ながら歩く。










おお。

これも踏み跡っちゃ踏み跡か。





ペイントもいくつか発見。








こういうのは廃道好きには嬉しいです。





登って行く。








ココを右に行くと井川越だろう。





最後の詰めは森の踏み跡に入らず沢を直登することにした。










はい。

水場に到着。

空身ではあるが登りでも50分。

東俣でビアに飢えた時は気軽に買いに来られる感じだね。

ジャブ程度の探索でいい汗かきました。





小屋番さんに様子を報告。

あまりに早く往復してきたものだから少々ビックリされていた。





テントに戻り撤収作業。

休憩も少しした後、テラスへ。






う～ん。

農鳥がキレイですな。





さて。

次は新蛇抜尾根だ。

取り付きの目星は付いているので大丈夫だろう。

小屋番さんに挨拶して出発。





仙塩尾根を行く。












年に一度は来る歩き慣れた好きな道。

所々ある展望がなかなかなのです。





竜尾見晴をパス。








そろそろ新蛇抜尾根取り付きのはずだ。





そして、目星を付けていた場所に到着。






上が仙塩尾根縦走路。

下が塞いである道型。

石に微かに残っている×マークもある。

その×マークが取り付きの目印だったはず。





しかし、、、

少し行くと唐突に道らしきものが全くなくなる。

低い潅木が生え何年も人が通った形跡がない。

少なくとも今年、小屋番さんは通っているんだからな。

これは違うかもしれない。



地形的にももう少し竜尾見晴に近いはずだ。

ザックを置いて縦走路を引き返す。





10分ほど引き返すと縦走路東側の木にテープが。






うん！？

これか？？



中に入ってみるが、続く踏み跡らしきものは無い。



少し彷徨ってみると、

先ほどのテープから少し北側に歩いた所に縦走路と平行に走る踏み跡が。

その道を縦走路のほうに向かって歩いて行くと男前の倒木。

倒木を頑張って抜けると縦走路に出た。



すると、、、

その踏み跡の入り口に苔むしたペイント付きの石が。






これだったかぁ。

苔をとれば×マークが出てくるよね。

あの倒木を避けて縦走路に強引に出るテープがアレだったのか。





ザックを取りに戻る。

ちょっとロスしちゃったけど、

ヘンな所に突っ込んで行かなくて良かったな。





あらためてちゃんとした？取り付きから踏み跡へ。

所々藪っぽいが明瞭な道型だ。










これなら赤破線ルートぐらいでもイイんじゃないかな。

テープもしっかり付いていて迷う心配は無いと思います。





林業っぽいアレコレを通り過ぎる。










下部はかなりの急坂だが、

九十九折になっていてマトモな道だ。





一旦、下りきると、、、

うおおっ！！　林道跡っ！！






新蛇抜小屋辺りまで走っていたとは聞いていたが、

ココより下流は全く残っていないのでビックリだ。





そして、気になっていた新蛇抜小屋を。










もしかしたらまだ建っていたりして。

なんて思っていたんですけど、やっぱり潰れちゃっていましたね。

残念。





とりあえず東俣本流まで行って休憩。










ふぅ。

今日は池ノ沢出合まで行けば終了だ。

順調ですわ。





一服した後、

一応、沢足袋に履き替える。

去年は(東俣の)広河原から沢足袋だったからね。





バシャバシャと水遊びをしつつ池ノ沢出合到着。










なんとテントが一張。

そして、ヲジサンが池ノ沢で身体を拭いている。





お互いビックリした顔をしつつ挨拶。

まさかココで人に会うとはねぇ。





立ち話で情報交換。

雪投沢を下り、池ノ沢を登るという計画で来られたそうで、

何年か前、悪天で諦めた時のリベンジ山行らしい。

今日は疲れを癒すために停滞されていたとのこと。





さて。

俺もさっさと設営してノンビリいたしましょう。





その前に去年はジックリ観察できなかった池ノ沢小屋へ。












ははぁ。

かなり傾いた小屋だけど、

なにやら色々と活用されているみたいですな。





設営してお洗濯。








汗だくのシャツやらを水洗いして河原で干す。

この天気ならすぐに乾いちゃうでしょう。





っで、、、

やってみますかぁ～。






















いやまぁ。

一匹も釣れませんでしたが、、、何か？？











その後はボケ～っと焚火をしつつ夕飯に突入。








ちょいとスピリタスを飲み過ぎますた。。。





18時半ごろ、テントで横になる。






明日は雪投沢のピストン。

気が向けばその後、池ノ沢池まで行く予定。

そんなにカチカチの予定でもないしテキトーに起きて歩き始めよう。





本日も19時過ぎに消灯。。。





(三日目に続く。。。)





[今日のコースタイム]

熊ノ平小屋(05:02)⇒(05:47)乗越沢出合(05:55)⇒(06:45)熊ノ平小屋(07:35)

⇒(09:02)新蛇抜尾根取り付き付近(10:02)⇒(11:13)新蛇抜沢出合(11:40)

⇒(12:14)池ノ沢出合