続・工場長の「山ばっかり、、、酒ばっかり。。。」

GW明けのこと。

今年も某山友からヤマケイ×サントリーツアーのお誘いメールが。


あまりにも自分に似合わなくて躊躇した尾瀬のツアーから、

何だかんだと三回目のお誘いになります。

ありがたいコトですわ。



今回の主旨をまとめると、、、

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栂池エリアは、早くから「観光・ゲレンデスキー」と「登山」の領域を明確に区分し、

入山に関しても1980,90年代にロープウェイに限定し栂池自然園を整備。

これによって比較的自然が良好に保たれてきました。

が、近年は、このエリアでも登山者が増加。

そのため地域では、

踏圧に弱くトレッキングポールの先端による掘削にも脆弱な湿原・湿地を守るため

早くからトレッキングポールのゴムキャップの装着を呼びかけてきました。

山と溪谷社と日本山岳遺産基金では、その活動に協力するために、

この7月26日、27日に、栂池と猿倉の2箇所で、

「マナー＆クリーンアップ・チャレンジin白馬」を開催し、

登山者にマナーの向上を呼びかけます。

山の現状をぜひみなさまのブログを通じて、

多くの山登り愛好家の方々にお伝えいただければと考えております。

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このブログに似合わない大人っぽい話を先に持ってきたので、

このままの勢いでミッションをクリアしてしまいます。



■ミッション ①

既にヤマケイオンラインではサントリーとのタイアップで、

『白馬マナーアップキャンペーン』を始めています。

その一つのイベントとして上記の「マナー＆クリーンアップ・チャレンジin白馬」

を行うとのコト。


以前から山を歩いている方なら実感していると思いますが、

ここ3～4年前からどの山域でもビックリするほど登山者が増えています。

山ブームで急激に増えた登山者全体に、

一般的な山でのマナーやルールが浸透しているかと言うと、やはりそれは厳しい。


なので、

以前から山を歩いている人も含めて、

山でのマナーをもう一度見直そう、というのが、

ワタクシが勝手に解釈したこのキャンペーンの目的なのかなぁと。


基本的なことではありますが、

こちらのページなどでもう一度ご確認を。

『日本山岳遺産基金 ― 山のマナー向上のための13ヶ条 ― 』



■ミッション ②

去年までのようなブログコンテストはありませんが、

今年も『山で飲むならオールフリー　体験投稿キャンペーン』が始まっています。

9/15(月)までに、

山でオールフリー飲んだ写真を特設サイトに投稿すると、

抽選で20名にオールフリー6缶パックが当たるようです。

ここはひとつ、オールフリーを当てて家で焼酎で割って飲んでみて下さい。

昨晩も割りましたがなかなかです。





さて。

難しい話を最初に持ってきたので、

ブラウザを閉じた人もいるかも知れませんが、

ここからはいつもの調子で話を進めていきますよ。





今回参加するにあたって困ったのは、

目的地の栂池がココ川根からはメチャメチャ遠いということ。


去年のように自分だけ現地集合を目論んでいたけど、

うちから栂池まではどう考えても車で7～8時間はかかる。

いっそのことツアー本来の集合場所である東京駅に行ったほうがラクかも。


と、その時にふと思ったことが。

よく考えてみればこちらに移住して来て一年四ヶ月、一度も東京に帰っていない。

色々と大変なことは多かったが、何とか色々なことが上手く回り始めた今日この頃。

久々に故郷の空気を吸った時に自分はどのように感じるのだろうか。



①特に何も感じない？？

②やはり生まれ育った所を懐かしく感じて帰りたいと思ってしまう？？

③早く川根に帰りたい。もう自分の故郷は川根になっている？？



少し怖いような気もしましたが、

何となく自分の深層心理を試してみたいような気がして、

東京集合の旨をツアー担当の方に伝えました。





金曜の仕事を早く終らせて東を目指す。

実家に泊ろうかと最初は思っていましたが、

地元吉祥寺まで行くのは、

渋滞やら東名へのアクセスが大変なので神奈川の山友宅に泊らせて頂くことに。

ってか、その山友のキキさんも今回のツアーの参加者だったり。



過労気味でヨレヨレしてましたが、

何とか遅くなる前には山友宅に到着。

しばし酒を飲みながら歓談したあとはオチるように就寝。



翌朝、山友宅の最寄り駅から東京駅へ。

こんなに長～い電車を見たのも一年四ヶ月ぶりだ。






てっちゃんでも無いのについ写真を撮ってしまいました。はは。





東京駅でツアーメンバーと合流。

『はじめまして』『久しぶり～』　挨拶が飛び交う。





そして、移動三昧。

新幹線、バス、ゴンドラ、ロープウェイ。












前日の夕方に家を出てから20時間。

ようやく今回のツアーのお宿である栂池ヒュッテに到着。

いやもう。移動疲れでヘロンヘロンですわ。





昼飯を食った後、ハイキングに出発。

時間も押していて天気もパッとしないためとりあえずの目的地は天狗原。








前述した「マナー＆クリーンアップ・チャレンジin白馬」です。

アンケートに答えると冷えたオールフリーをプレゼント。

その効果もあるのか、だいたいの人はアンケートに快く答えていたような。





蒸し暑～い中、ノンビリ歩いてガスの天狗原到着。。。








予報は良かった気がするんですけどねぇ。。。

とほほ。。。





そんな天気なので、

これ以上は上を目指さずココでノンビリフリータイム。





現地ミッションをこなした後はボケ～っと。








寝不足続きなので昼寝でもしようかしら。

仕事で過労気味だったので今回のツアーは疲れを癒しに来た感じだったり。



なんて思っていた所で、

今回のツアーの内容の一つである中西先生の写真講座。








まぁ、ワタクシはコンデジなので、

頑張って撮っている人でも撮ってみましたよ。





あ。もう一人頑張って撮っている人が。






『山めし礼賛』はこうして作られる。ふふ。





結局、少しの青空は見られましたが、

絶景は見られることなく下山と相成りました。










なんかヒュッテまで着いたら晴れてきたり。。。ぐえ。。。

だ、誰だ。。。絶対に居るぞ。。。負のオーラを出してる人が。。。





んま、一番の楽しみはコレなんですけどね。










まずゼロ次会。





次に宿の夕飯で一次会。






なんとまぁ、豪華な夕飯でしょう。

プレモルは溢れんばかり、料理も旅館並みですわ。





二次会の前に晴れてくる稜線を。








この後にある星空撮影会は大丈夫そうですね。

私はコンデジなんで飲酒オンリーですけど。





ヤマケイさんから新刊のプレゼントなんかがありつつ二次会開始。








その後は星空撮影に行かないメンバーでそのまま飲み続ける。





三次会まであったような無かったような。


誰かが山崎を抱えていたもんだから、

一口も飲めずそれだけが心残りでしたが、

虫だらけの飲み部屋で落ちるように眠りにつきました。






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翌朝4時、トイレに目覚める。

稜線を見るとガスがかかっている。

スカッと晴れていれば白馬乗鞍に行くグループに入れてもらおうと思っていたけど、

ああもう、こりゃ二度寝ですな。





一時間ほど二度寝を楽しんだ後、起床。






昨夜の？次会の残骸が。。。

なんだか一人暮らしの友達んちに来てるやうな。。。



片付けは後にしてとりあえず朝メシをば。



早出を想定してのお弁当でしたが、

食堂で味噌汁を頂きつつノンビリと。

天気もアレなのでお散歩の集合時間も遅くなりました。

ゆっくりと一人暮らし的な部屋を片付けてパッキング。





と、ついに土砂降りに。。。






あ～あ。。。

こりゃあ散歩も微妙ですな。。。

居る。。。居るぞ。。。負のオーラさんが。。。





ってコトで、、、

中西先生の写真講座が食堂で始まりました。






先生、トークも上手なので楽しく聞かせて頂きましたよ。





雨は止みませんが、

引き篭もりもツマラナイのでと、自然園へのお散歩を。








時々豪雨になりましたが少しは写真をば。












いやぁ。

晴れてる日に来たかったですねぇ。





ヒュッテに戻り少し休憩した後は下山。

ロープウェイとゴンドラを乗り継いで下界に着くと、、、、、、、、






ああもう。。。ほら。。。完全に居ます。。。

日頃の行いが途轍もなく悪い人が。。。だ、誰だ。。。

もうツアーも終わりだからイイけどさ。。。





帰路の途中、、、

名物ヲヤジがいる洋食屋で昼メシを。








なかなか学ぶことの多い店でしたよ。ええ。

俺も半ズボンでロンゲでキャップ逆被りかなぁ。





新幹線ではプレモルをご馳走になりながらの快適移動。

このまま東海道新幹線に突入してくれないかしら、なんて思ったり。





ツアー自体は新幹線内で解散となりました。





しかし、裏ツアーは終らない。

東京駅から地元吉祥寺へ。

うおお。懐かしい。






変わったような、変わってないような。





そして、トーゼンいせやへ。

新しい公園口は相変わらず混むとのことなので、

仮店舗からそのままの状態で続いている北口店へ。












やっぱり焼き鳥はいせやですわ。

お土産で40本ほどお持ち帰りしましたよ。





適度な所で解散。

付き合ってくれた皆様、ありがとうございました。m(_ _)m



車を置いてある山友宅へ。

少し休憩をさせてもらった後に帰路に着く。

さすがに疲れたので休憩を取りながらのゆっくり帰宅。

家に着いたのは翌朝も陽が高くなってからでした。



時間も押していたので、

一時間だけ仮眠した後、仕事へ。

その日の夜は四男よりも早く寝ましたとさ。





さて。

今回のツアー。

楽しかったのは当然なのですが、

ツアーの主旨を上手く伝えられるような事柄と遭遇することが出来ませんでした。

無理やりにでも見ていけば出来たかもしれませんが。


そもそもが人が多い山には行かない私。

それどころか長期の休みが取れれば登山道すら無い所に行くことがほとんど。

普段の登山でも人と遭遇することは稀です。


そんな私が最近(というか以前から)、問題だと思っているのは、

日本山岳遺産基金のページでも触れられていますが

人気のある山＆コースへの人の集中、いわゆるオーバーユースです。


いくらマナーが向上したとしても、

この問題を放っておいてはどうにもならないと思っていますが、

はっきり言って大人の事情が絡み過ぎて、直ぐにはどうにもならないでしょう。


そんな場所に行かなくなって久しいですが、

実は来週、こちらのローカルテレビの取材への同行依頼があって、

オーバーユース＆入山規制＆入山料徴収、そんな問題真っ只中の、

シーズン中の富士山に行ってきます。


日本で一番愛されて、

一番問題のある山の今を見てこようと思っています。

50回以上富士山に登っていますが避け続けてきた時期、

冬富士ではなく、バリエーションルートではない富士山を。


なので、今回のレポでは、

冒頭の少し堅い話だけでココはひとつお許し下さい。








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吉祥寺から山友宅へ帰る途中。

早く川根に帰りたいなぁと漠然と思う自分が居ました。

一年四ヶ月ぶりで数時間しか居られない地元でしたが、

名残惜しさはあまり感じなかった。


ああもう。俺はほとんど川根の人間なんだなぁ。

少し寂しい気分とホッとした気持ちのミックスってヤツか。


一時間だけ仮眠して店に行く。

ヨロヨロしている自分を見て階下の物産展のおばちゃん達が言う。


あぁれぇ。マスター。

山に遊びに行ってやぁつれて帰ってきただか。


うはは。。。一時間しか寝てなくてですね。。。


そぉりゃあ。おとましっけねぇ。

んま、好きで行ったんだから頑張りな～。


へいへい。ちゃんと仕事させてイタダキマス。


それじゃあねぇ。マスター。

オムレツ3つにハンバーグ2つ頼むよぉ。それとアイスフロートも。


(いや。。。ホントはコーヒーフロートなんだけど。。。)

了解です。あざっす。





店に行くと、

メッセージ付きのダンボールに玉ねぎがたくさん。






ああそうだ。

金曜日に玉ねぎが切れてしまったと呟いたっけ。





ただいま。





このたまねぎでオムレツ作りますよ。





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■今回ご一緒して頂いた皆様。

キキさん

おとうちゃん

たけさん

ちゅーたさん

cyu2さん

まゆちゃん

もえここさんの旦那さん

MOMOパパさん

矢車草さん

げんさん





最後に、、、

サントリーさん、ヤマケイさん、アルパインツアーさん、

今年もこのような楽しい時間をありがとうございました。

心よりお礼申し上げます。





PS：二日酔い復活レポは本人の了承が取れてから書きます。