続・工場長の「山ばっかり、、、酒ばっかり。。。」

“武蔵野”というのは、武蔵野台地の略称であるらしい。



武蔵野市出身だというのに、

その範囲のことをあまり知らず、

何となく東京都の真ん中あたりのことだと思っていた。



Wikiによると、、、

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その範囲は東京都区部の西半分と北多摩地域および西多摩地域の一部、

そして埼玉県南部の所沢市や狭山市などの地域を含み、

川越市は武蔵野台地の北端に位置する。

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なのだそうだ。

ものすごく広かったんだな。





“武蔵野”というフレーズを聞くと、

都市部なのに緑が豊かな土地というイメージがする。

実際、ジモティーの私もそんなイメージを持っている。





まだ小さい頃、

と言っても小学生ぐらいの時だろうか。

少しチャリンコを漕いで行けば、

大きくて緑がいっぱいある公園をたくさん訪れることができた。



よく行ったのは、、、


井の頭公園、小金井公園、武蔵野中央公園、

善福寺公園、石神井公園、武蔵関公園、


この辺りだっただろうか。



虫カゴと網を持って、

または、紐とスルメを持って、

虫を捕まえたり、ザリガニを採ってきたりしたものだ。



ちなみに、、、

井の頭公園、善福寺公園、石神井公園の三つは、

武蔵野三大湧水池であり、古くから人々の水源になっている。



贅沢なところに住んでいるザリガニを捕まえていたものだ。

今となっては食べてしまえば良かったなんて思ったりもする。

(中国でザリガニ喰いましたけど結構旨いです。)





しかし、、、

大きくなっても訪れていた公園は、

井の頭公園ぐらいで、他の公園はしばらく行くこともなかった。



子供が出来てからは、

地元に帰ったついでに、

子連れで小金井公園や中央公園も行くようになったが。







ああ。いや。

ローカルな公園の話を長々とするつもりではなかったんだ。







昨日のこと。

地元でフリマがあると言うので、

フリマニアの嫁に連れられるようにして地元に帰ったのだ。





以前にそのフリマで、

嫁がサーマレストのエアマットをたったの200円でゲットしてくれたので、

今回もほんのちょっぴりアレな期待をしていたのは否定しない。





嫁と母親はフリマ会場。

ガキ三人、親父、私、男五人は留守番だ。





まぁ、こんな状況になると、

だだっ広い公園にでも行って、

ガキどもを遊ばせるだとかしないと間がもたない。





いつもなら井の頭公園に行く所なのだけど、

親父が「たまには関公園に行こう」という。





“関公園”とは武蔵関公園のジモティー呼びだ。

ちなみに、井の頭公園は“いのこー”

武蔵野中央公園のことは“グリンパーク”と言ったりもする。





しっかし、関公園ときたか。

いのこーもグリンパークも小金井公園もすっかり変わってしまったから、

その変わり具合を見てみたい気がしなくもない。





ガキどもは、

ボートがあると言えば、一も二もなく着いてくる。





行きますか。





公園に向かう前に、、、

近くの美味いパン屋で昼メシを買っていく。






ココのパンは本当に美味い。

狂的な米食の私が美味いと感じるのだから、

パン好きにはもっとタマラナイんじゃなかろうか。

いつもそれなりに賑わっている。





歩くこと数10分。

関公園に到着。





あれれ。

なんだか全く変わっていない気がする。










けれど、

なんだかスゴイ人だかりだ。






井の頭公園バリに大道芸人でもいるのだろうか？？





近づいてみると、

そんな浮ついた話ではなく、カワセミ狙いのカメラマンだった。

長閑じゃのう。





親父と上の二人は早速ボートだ。






俺はこの隙に、

ベビーカーを押しつつビアをゲットしに行く事にした。





しかし、この公園は売店なんぞありゃしない。

ボート乗り場にジュースの自販機があるだけ。

すぐ近くにはコンビニも無いんだ。





夏のような陽気の中を、

汗だくになりながらベビーカーを押して彷徨い歩いた。。。



ああ。。。

記憶が甦ってきた。。。



そうだ。。。

この公園の周りは究極に何も無いんだった。。。

ココはちっとも変わっていないじゃないか。。。





結局、西武線の駅の近くまで歩きコンビニを発見。






もう、ちょっとのビアじゃ我慢できないぞ。





さぁ。

美味いパンでビアだ。










うむ。

うみゃいっ！！







20年以上も来ていなかった公園だけど、

こんなに変わっていないところも珍しい。






この公園は特筆することはあまりないが、

騒がしくなくてノンビリするには良いかもしれない。



おお。

そうだった。

特筆すべきことがあったぞ。



ココのボートは、

未就学児＆75歳以上が含まれる場合はボート代がタダなのだ。

売店が無いのも含めて商売っ気の欠片もない。







やはり武蔵野は良い。










※今回は残念ながら、、、
　嫁が掘り出し物をゲットすることはありましぇんでした。。。