続・工場長の「山ばっかり、、、酒ばっかり。。。」

先週土曜日の富士山では、

厳寒期以来、やまちゃんと下山をご一緒させていただいた。



おしゃべりをしながら下るのだが、

何十年も季節を問わず富士山に登りつづけている方なので、

昔の様子など、色々と知らなかったことをお話して頂ける。

これが私には堪らなく楽しい。





今回も面白い話が聞けたのでちょっと書いてみよう。





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この日は空いているブル道をノンビリと歩いていた。





七合目を過ぎ、

ブル道は少し西側に寄っていく。

そろそろ駐車場も眼下に近くなる。





御中道の入り口になり、

そちらを歩いた事がない方々にやまちゃんがその説明を始める。





説明の最後のほう、興味深い話が出てきた。





昔はですね。

あそこの岩と岩の間に道があったんですよ。

砂走りになっていて、駐車場の売店まで直通で行ける道でした。






うおお。

まぢですか。

富士宮に砂走りが。





やまちゃんは続ける。





八合目の鳥居。

登山道から外れて変な所にあるなと思った事ありませんか。

昔はあの鳥居をくぐって、この道に通じていたんです。








なるほど。

あそこの鳥居をくぐるにはかなり登山道を外れなければならない。

そういうことだったのか。





落石が多くて道はなくなっちゃいましたが、

もし今でもあれば、登りと下りが別になって今ほどは渋滞しないでしょうね。

ココだけですからね。登山道と下山道が分かれていないのは。





なんでも、80年代の初め頃までは歩かれていたらしい。

30年ほど前の話だ。


長く登山を続けてらっしゃる方なら、

歩かれた記憶もあるのかも知れない。





当時の登山地図が無いだろうか？？

と、思いwebで検索をしてみたが、さすがに無かった。





なので、勝手にイメージ図を作ってみた。






うぅ～ん。

確かに最短コース。

しかも、砂走りだとしたらかなりラクそうだ。

そんなに頑張らなくても1時間ぐらいで下山が終るだろう。







登山道というのは、

ちょくちょく場所を変えて付け替えられたりするものだが、

日本で一番有名な山で、そんなに大きな変更があったのには少し驚いた。





まだまだ、知らないことばかりだ。